集英社文庫 老犬シリーズ 3<br> 望郷―老犬シリーズ〈3〉

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集英社文庫 老犬シリーズ 3
望郷―老犬シリーズ〈3〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 352p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087445237
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

定年間際の高樹警視は、押しつけられた平凡な事件に大きな闇を嗅ぎつけ……。己の中の獣が沈んでいく。老犬シリーズ最終巻。

内容説明

高樹警視、56歳。隠居所のような捜査一課分室でライターを分解していた。あと少しで火が消える。最後の事件も平凡なやくざの抗争だった。男を殺害した犯人は自首。だが、その裏に潜むもっと大きな闇の存在を高樹は嗅ぎ付けていた。大胆な捜査と周到な罠。かかったのは、絶対に会いたくない人間だった。因縁。悔恨。闇。銃声―。老いぼれ犬・高樹良文の中の獣が深く沈んでゆくシリーズ最終巻。

著者等紹介

北方謙三[キタカタケンゾウ]
1947年唐津生まれ。中央大学法学部卒業。81年『弔鐘はるかなり』でデビュー。83年『眠りなき夜』で第4回吉川英治文学新人賞を、85年『渇きの街』で第38回日本推理作家協会賞長編部門を、91年『破軍の星』で第4回柴田錬三郎賞を受賞。また、2004年『楊家将』で第38回吉川英治文学賞を、05年『水滸伝』(全19巻)で第9回司馬遼太郎賞を、07年『独り群せず』で第1回舟橋聖一文学賞を受賞。10年に第13回日本ミステリー文学大賞を、11年『楊令伝』で第65回毎日出版文化賞特別賞を受賞し、13年に紫綬褒章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナミのママ

65
〈老犬シリーズ〉3作目、最終話。もちろん華やかなハッピーエンドを期待していたわけではない。それにしても痛いよ、これは。そしてまさにハードボイルド。56歳になった高樹良文はまだ刑事を続けていた、そして妻子もいる。今作はヤクザの抗争から始まる。複雑に絡む人間関係を読み解きながら核心に迫る捜査はもちろん、登場人物の漢としての魅力がたまらない。危険なのに目が離せない男たちを追いかけてしまう。時代は変わっても人の奥には変えられないものがあるのか、そんなことを考えて読了。2024/05/05

マムみかん(*ほぼ一言感想*)

26
三部作の完結編。 時代は平成、高樹良文警視56歳。 刑事という仕事の中に閉じ込め続けた「けもの」。 自分から踏み込んでしまった因縁。 ふるさと「孔雀城」への帰還…。 北方ハードボイルドを゙たっぷり堪能でき、良かった。 真っ当な生き方を゙していない人々が、なぜか渋カッコいい。 他の高樹刑事登場作品も読んでみたい☆2023/09/15

Nobuko

4
老犬シリーズ 完結編 やっぱり高樹と田代の物語 北方さんの文体というか流れすきだな2023/06/05

あいあい

1
「老犬シリーズ」完結編。老いぼれ犬高樹良文の最期(?)。これぞ俺の愛した80年代ハードボイルド。そこここに北方節があって「ああ、かっこいい……」、それにシリーズそれほど間を置かずに読んでおり名前に、経緯に記憶があるので「ああ、たまらん……」 そういう箇所に付箋をつけていたら,都合25箇所に。ああよかった。老いぼれ犬の登場する作品、再読しようかな。それにこのシリーズも、十年くらいしたら、また三部作通し読みしよう。 2023/06/12

えみねむ

0
図書館2025/03/23

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