集英社文庫<br> 空への助走―福蜂工業高校運動部

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集英社文庫
空への助走―福蜂工業高校運動部

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  • サイズ 文庫判/ページ数 400p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087445039
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

福蜂工業高校バレー部のエースを狙う高杉と、尋慶女子高校テニス部エースで美人かつ勝気な赤緒。小柄で地味だが躍動感あるスポーツ写真を撮るはっち。中学時代から互いを認め合ってきた三人の友情と淡い恋を描く「強者の同盟」。
明日岡高校陸上部を引退したばかりの涼佳に、突然告白してきた頼りない後輩の柳町。東京の大学に通う元陸上部の先輩へ届かない恋心を抱いてきた涼佳だったが、走り高跳びに打ち込む柳町の成長を見つめるうちに少しずつ心が揺れ動いていく「空への助走」。
新人戦を控えたある日、顧問と衝突。生まれて初めて稽古をサボり海へ向かった福蜂工業高校柔道部主将の長谷はクラスメイトの平政と出会い、半ば強制的に釣り部へ入部させられる。長年続けてきた柔道への複雑な思いを胸に、海へ通う日々が始まる「途中下車の海」。
四月。高校生活最後の試合に向け、部活の垣根を越えてエールを送りあう福蜂工業高校の面々を描き出す「桜のエール」。
さらに、単行本時の初版特典だったショートストーリー「三村統の不信頼」も収録。
バレー、テニス、陸上、柔道、釣り、写真、映画……それぞれの部活に懸ける姿がまぶしく愛おしい青春小説集。

【著者略歴】
壁井ユカコ(かべい ゆかこ)
沖縄出身の父と北海道出身の母をもつ信州育ち、東京在住。学習院大学経済学部経営学科卒業。第9回電撃小説大賞〈大賞〉を受賞し、2003年『キーリ 死者たちは荒野に眠る』でデビュー。
著書に、今作の兄弟編となる福井を舞台にした青春バレー小説『2.43 清陰高校男子バレー部』シリーズ、『K -Lost Small World-』『サマーサイダー』『代々木Love&Hateパーク』「五龍世界」シリーズ、などがある。

内容説明

陸上部を引退したばかりの涼佳に告白してきた、頼りない後輩の柳町。東京の大学に通う元陸上部の先輩へ届かない恋心を抱いてきた涼佳だったが、走り高跳びに打ち込む柳町の成長を見つめるうちに、少しずつ心が揺れ動き…。表題作ほか、バレー、テニス、陸上、柔道、釣り、写真、映画…それぞれの“今”に真っ直ぐ向き合う高校生たちの友情と恋、葛藤と成長がまぶしく愛おしい、青春小説集。

著者等紹介

壁井ユカコ[カベイユカコ]
学習院大学経済学部経営学科卒業。第9回電撃小説大賞“大賞”を受賞し、2003年『キーリ 死者たちは荒野に眠る』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

37
「2.43」で清陰高校のライバル校として登場する福蜂工業のバレー部、柔道部、釣り部や、どこか繋がりがある他校の部活動を通じて揺れ動く高校生たちの青春が描かれる連作短編集。努力を惜しまない登場人物たちの届かないがゆえの悔しい思いだったり、不器用な人間関係や恋心だったりと甘酸っぱい青春してるなあと思いましたけど、それが後できちんと成長したり変わった関係がフォローされていて嬉しいですね。ひとつひとつの繊細なエピソードが様々なところで繋がってひとつの世界を形成していて、なるほどなと唸らされた心地よい読後感でした。2023/03/17

しゃお

23
〈2.43 清陰高校男子バレー部〉シリーズの清陰高校のライバル校、福蜂工業のバレー部の他、陸上部、柔道部などで描かれる、眩しくもあり、甘酸っぱくもあり、そして清々しいまでの熱さが感じ取れる青春短編小説集。てっきり2.43シリーズの一つかと思っていたんですが、あくまでスピンオフ的な短編集で、シリーズのファンは勿論、シリーズを読んでいなくとも楽しめる一冊。中でも表題作が苦みと甘酸っぱさで涙腺緩みそうに。舞台となる福井の様子も地元民からはまさに目に浮かぶようで、その辺りも楽しかったですね~。2023/04/08

ユー

22
大好きな北陸が舞台の青春短編集。それぞれの分野での主役と、付随する葛藤。彼らなりに失敗を繰り返しながら解決して行く姿は、どんなシチュエーションでも応援したくなる。2023/10/10

なみ

18
バレー部、テニス部、陸上部、柔道部、釣り部。色々な部活動を舞台に繰り広げられる青春小説集。 『2.43 清陰高校男子バレー部』のスピンオフ的な作品ですが、本編を読んでいなくても十分に楽しめます。 スポーツそのものというよりも、仲間との団結だったり、恋愛だったり、自分との向き合い方だったり、そういった青春的な要素が部活動を通して描かれています。 全部よかったんですけど、やっぱり1~3話を読んだあとに読む最終話『桜のエール』がとてもエモくて好きです。2023/03/22

flower0824_

16
『2.43清陰高校男子バレー部』シリーズに登場するライバル校、福井県の運動部強豪校『福蜂工業』メインの一冊。バレー部始め、陸上部、柔道部、釣り部、それぞれの部活にかける高校生の青春がキラキラで眩しい。部活に恋愛に進路に、どの子も迷ったり悩んだり、時には暴走したり流されたり。そうして一歩ずつ目指す方向へ進んでいく。若さって素晴らしい。みんながんばれ!と胸がアツくなりました。それぞれの物語にバレー部エースがチラッと出てくるのも『2.43』読者には楽しい。2023/03/25

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