集英社文庫<br> 短編旅館

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集英社文庫
短編旅館

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  • サイズ 文庫判/ページ数 278p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087444711
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

出版社内容情報

のんびり温泉につかったり、大切な人との思い出を辿ったり。読めばきっと、旅に出たくなる。注目作家陣が紡ぐ5つの物語。

内容説明

温泉につかって、ひとり自分を見つめなおしたり、家族と久しぶりにゆっくり話したり、大切な人との思い出を辿ったり―。旅館で過ごす時間は、日常とは少し違った流れ方をする。母への想いを再確認する宝塚“遠征”、東北の温泉旅館の女将代理の奮闘、一枚のはがきから始まる伊勢の旅など、注目作家陣がさまざまな土地の「旅館」を舞台に紡ぐ彩り豊かな五つの物語。旅行気分でご堪能ください。

著者等紹介

阿部暁子[アベアキコ]
岩手県出身。2008年『いつまでも』(刊行時『屋上ボーイズ』に改題)で第17回ロマン大賞を受賞し、デビュー

泉ゆたか[イズミユタカ]
1982年神奈川県生まれ。2016年『お師匠さま、整いました!』で第11回小説現代長編新人賞を受賞し、デビュー。19年『髪結百花』で第8回日本歴史時代作家協会賞新人賞および第2回細谷正充賞を受賞

宇山佳佑[ウヤマケイスケ]
1983年生まれ。神奈川県出身。ドラマ「スイッチガール!!」「主に泣いてます」「信長協奏曲」等の脚本を執筆

谷瑞恵[タニミズエ]
三重県出身。『パラダイス ルネッサンス』で1997年度ロマン大賞佳作入選

羽泉伊織[ハイズミイオリ]
1997年生まれ。東京都出身。京都大学教育学部卒業。2021年、『蒼天のイエスマン』(『ヒーローはイエスマン』に改題)で、第2回エブリスタ×ナツイチ小説大賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんごろ

156
温泉旅館の短編だと思ってたので、温泉がメインの話ばかりだと思ってたのですが、“温泉旅館”ではなく“旅館”の短編でした。日常生活の時間と旅館ですごす時間の流れはどこか違いますね。旅の目的は、人それぞれ違うものというのを実感しました。この短編集は、どこか寂しく切なくて、旅行気分は味わえないしっとりした短編集だなと思う。初読み作家は5人中3人。泉ゆたかさんの短編がすごく良かったで。読んだことのある宇山佳佑さん、阿部暁子さんは、相変わらずの安定した面白さでした。2025/05/05

KAZOO

122
集英社文庫のこのシリーズは結構愛読しているのですが、今回は未読の作者さんばかりでした。5人の作家が旅館ということでの話を紡いでくれます。母親が亡くなったとにその遺品から旅館を訪れる話があり旅館というのはこのような舞台設定にはいいのかなあという感じを持ちました。私は最初の阿部暁子さんの「花明かりの宿」が一番印象に残りました。2025/05/15

ちょろこ

121
楽しめた一冊。5人の作家さんが紡ぐ旅館を舞台にした物語。初読み作家さんとの出会いを含めて、じんわり5つの湯巡りを楽しめた。東北の温泉旅館で母の代わりに急遽女将となった主人公のおもてなしへの心意気と奮闘、伊勢の旅館から母に届いた絵葉書。なんだか旅館ってもてなす側、される側との距離感が近い気がした。そこに家族というテーマが絡んだら尚更かも。旅館が今を癒し先行きを見守ってくれるようで、どれも柔らかな気分に包まれた。京都と不思議が楽しい「ヨイハナビ」とコメディのような父と息子にやられた「父さんの春」がお気に入り。2024/03/04

Kanonlicht

55
旅館にまつわる5つの短編を集めたアンソロジー。短編〇〇シリーズには珍しく売れっ子作家のいない(失礼!)フレッシュな顔ぶれで、これはこれで掘り出し物感があって楽しめた。なかでも唯一読んだことがある阿部暁子の「花明かりの宿」は、この短い物語のなかによくぞここまで設定を盛りこんだなってぐらい完成度が高かった。登場人物のキャラも立っていて、この設定を舞台にして1冊書いてくれたらぜひ読みたい。亡き母の秘められた過去をたどる「楪の里」も良かった。5つの話を読み終えた結論、良さげな旅館に泊まりにいきたい!2024/07/29

b☆h

40
タイトルに惹かれた一冊。ホテルより旅館が好きで、旅行には旅館を選ぶことがほとんどの私。ここ三年ほどはまともに行けてないけど、旅館の雰囲気を楽しめた。初読み作家さんは泉さんと羽泉さんだったけど、今回は〝花明かりの宿〟〝楪の里〟がじーんとできて、しみじみと良かった。人との縁をとても感じられる短編で、もっと浸っていたかったほど。阿部さんは『パラ・スター』もとても好きだったから、もっと読みたい。2023/03/10

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