出版社内容情報
十津川警部は資産家の女性殺害容疑で夫を逮捕。だが、殺害時刻に伊豆急「リゾート21」乗車のアリバイが……。長編旅情ミステリー。
内容説明
東京の資産家の女性が、自宅に押し入った強盗に刺殺された。十津川警部は、半年前に結婚したばかりの年下の夫・中西遼を疑う。彼には、前妻の交通事故死により、10億円の遺産を受け取った過去があった。中西は犯行を否認したまま、逮捕される。だが、犯行当日の伊豆急「リゾート21」車内を精緻に描いた絵に中西らしき人物がいて…。鉄道乗車のアリバイ崩しに挑む十津川警部!長編旅情ミステリー。
著者等紹介
西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
1930年東京生まれ。63年に「歪んだ朝」で第2回オール讀物推理小説新人賞、65年に『天使の傷痕』で第11回江戸川乱歩賞、81年『終着駅殺人事件』で第34回日本推理作家協会賞、2004年に第8回日本ミステリー文学大賞、19年には「十津川警部」シリーズで第4回吉川英治文庫賞を受賞。鉄道ミステリーの第一人者。22年3月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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