集英社文庫<br> みちづれの猫

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集英社文庫
みちづれの猫

  • 唯川 恵【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 237p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087444193
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報



唯川 恵[ユイカワ ケイ]
著・文・その他

内容説明

帰省するのはいつぶりだろう。大学進学を機に上京して十四年、忙しさにかまけて実家から足が遠のいていた私は、新幹線で金沢に向かっていた。まもなく旅立つであろうミャアを見送るために―。(「ミャアの通り道」)ふり返れば、いつもかたわらに猫がいた。離婚して傷ついた時、肉親を亡くした時、家庭のある男を愛した時、人生の様々な場面で猫に救われてきた女性たちの心洗われる七つの物語。

著者等紹介

唯川恵[ユイカワケイ]
1955年金沢市生まれ。金沢短期大学卒業。銀行勤務を経て84年「海色の午後」で第3回コバルト・ノベル大賞受賞。以後、恋愛小説やエッセイを発表し、2002年『肩ごしの恋人』で第126回直木賞受賞。08年『愛に似たもの』で第21回柴田錬三郎賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ふう

83
ままならないことの多い人の世。確かなものがあったはずなのに、いつの間にか大切なものを見失っていく…。そんな人々と、そっと、ときには気ままに寄り添ってくれる猫たちとの7話の物語です。猫好きとして共感できる部分も多く、猫を愛おしんでくれるというだけで温かい気持ちになれる作品でした。とくに好きなのは、亡くなった元恋人の猫を引き取る女性の話と、何匹もの猫を飼って見送り、最期にその猫たちのもとへと橋を渡る女性の話。その女性が語る「猫好きはすべての猫を好きになる。~略~すべてが愛おしく、すべてに心踊る。」本当にそう。2023/04/30

そら

77
同郷の唯川恵さんの小説を久しぶりに手に取る。一話目は東京で暮らす女性が飼い猫の危篤を聞き、金沢の実家へ向かう描写から始まる。日々の暮らしに追われ故郷から足が遠退いてしまうことはよくあることだ。20歳の猫は家族同然で姉弟が集まるきっかけとなり優しく旅立っていく。七つの物語は喪失感を抱えた女性たちに寄り添う猫たちの物語でもある。別れや過去の後悔、未来への不安。どんな時も寄り添ってくれる小さな鼓動や体温があったからこそ明日を迎えようと思えたのだろう。去りゆくものと今生きるもの。終わることは始まることなのだ。2022/11/13

アクビちゃん

49
【にゃんのまつり2024・2023ナツイチ】単行本で読んでいたので再読。7つの短編すべてが、本当に良い❣ 再読なのに、何度も何度も涙腺崩壊😭 読み終えた後、温かい気持ちになり、猫はもちろん、生きるもの全てに愛を捧げたくなります💓 そして、猫を愛おしく感じる自分を誇らしく思います。猫好きな人は、必読です❣ そして、猫は苦手という人こそ必読です😁2024/02/22

愛玉子

49
【にゃんこまつり2023】猫が道連れとなって気紛れに寄り添ってくれたなら、それだけで幸せな人生なのかもしれない。生きていれば蹲ってしまう朝も、心が砕けそうな夜もある。愛しい人との別離、親や自身の老い、生きているだけで色々なものを失っていく、努力ではどうにもならないことだってある、そんな時に柔らかな温もりが傍にいてくれる、ただそれだけで。心が弱った人に寄り添う猫の話『運河沿いの使わしめ』がとても好き。『約束の橋』の「猫好きは、すべての猫を好きになる」は猫好きの真理。どうか全ての猫がヌクヌクと過ごせますよう。2023/02/19

煮豆

33
猫がテーマの短編集だけど癒し系ではないので注意!タイトルが「みちづれ」ですから。それにしてもかなり久しぶりな唯川恵さん。昔、恋愛小説を片っ端から読み耽った思い出。そんな唯川恵さんの猫の本ということで購入。切ないお話ばかりだけど途中びっくりするような展開もあり、次はどんなお話だろう?と一気読みしちゃいました。恋の描写がきれいで懐かしくも感じた。久しぶりの唯川恵さんはやっぱり良い!!他の作品も読みたくなりました。2023/06/07

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