出版社内容情報
女と金を惹きつける黄龍の力を、希郎は父から受け継いだ。数億の賭けや曰くつきの美女、謎の一族との戦い等、次々と厄介事が迫りくる!
内容説明
希郎は父の死により、自分が千二百年以上昔、中華の玄宗皇帝から伝わる“黄龍の力”を受け継いだことを知らされる。耳の封印を解くと、金と女性、厄介事までとてつもない勢いで寄ってくるという。イタリアの修道院を出て、ラスヴェガスで運試しをした後、日本に戻った希郎。女性を武器にして、権力者を操る巳那一族と対決することを心に誓う。漫画化され大ヒットした名作、新装版で復活!
著者等紹介
大沢在昌[オオサワアリマサ]
1956年名古屋生まれ。79年「感傷の街角」で第1回小説推理新人賞、91年『新宿鮫』で第12回吉川英治文学新人賞、第44回日本推理作家協会賞、93年『新宿鮫 無間人形』で第110回直木賞、2004年『パンドラ・アイランド』で第17回柴田錬三郎賞、10年第14回日本ミステリー文学大賞、14年『海と月の迷路』で第48回吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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えみ
47
その災いはどこからともなくやってくる。自分の意思とは関係ない運命を背負った第45代棗希郎右衛門に襲い掛かる危機。この地球上にはまだ知らない巨大な闇、日本を操るだけの力を持つ一族、それを制する奇蹟がある。封印は解かれ黄龍は世に放たれた。伝説の力は財運を呼び、美女を惹き、厄介事を連れてくる…そして自分の身に起こる全てを享受し命を賭けて闘う道を選ぶ。大沢成昌氏の小説はこれまで多く読んできたけれど、こんな突飛で異質な内容は初めてだった。こんな無謀すぎる小説なのに無謀も楽しめる内容になっているところがさすがだ。2024/11/16
ますみ
4
★3★2022/08/17
ヤジ
3
新宿鮫以前の作品らしく作風が少し違うような気がしました。2024/05/31
terukravitz
3
★★★☆☆2022/07/12
たかゆじ@石原プロは永遠だ!!!
2
漫画が原作!面白かったーー!2024/04/11