集英社文庫<br> ナポレオン〈1〉台頭篇

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集英社文庫
ナポレオン〈1〉台頭篇

  • 佐藤 賢一【著】
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  • 集英社(2022/06発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 698p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087443974
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

離島出身の男が、一代でフランス皇帝へ。
彼はいかにして「英雄」となったのか。
フランス国民を熱狂させたカリスマの素顔とは。
ナポレオン生誕250周年に、西洋歴史小説の第一人者が満を持して放つ、英雄小説の決定版!
第24回司馬遼太郎賞受賞作。文庫版全3巻連続刊行開始!

1769年8月15日、コルシカ島の小貴族・ボナパルト家の次男として生まれたナポレオン。地元のガキ大将だった彼は、パリの陸軍士官学校を出て、コルシカの英雄・パオリの親衛隊となる。時はフランス革命真っただ中、コルシカにも革命をと勇み立つナポレオンだったが、過ぎた才知と熱意ゆえ、島を追われる羽目に。
故郷を追われたナポレオンは、フランス共和国軍の砲兵指揮官として頭角を現し、革命の実力者・ロベスピエール兄弟や派遣委員バラスと知り合う。トゥーロンの戦闘でイギリス軍、スペイン軍に大勝利を収め名をあげるが、情勢は急転。クー・デタでロベスピエール兄弟が処刑され、ナポレオン自身も投獄の憂き目に……。
だが、男はそこで終わらなかった。
パリが、革命が、彼を求め、ふたたび表舞台へ――。

【著者略歴】
佐藤賢一(さとう・けんいち)
1968年山形県鶴岡市生まれ。山形大学教育学部卒業後、東北大学大学院文学研究科で西洋史学を専攻。93年『ジャガーになった男』で第6回小説すばる新人賞を受賞。99年『王妃の離婚』で第121回直木賞を受賞。2014年『小説フランス革命』で第68回毎日出版文化賞特別賞を受賞。『ハンニバル戦争』『遺訓』『テンプル騎士団』など著書多数。

内容説明

1769年、コルシカ島の貧乏貴族・ボナパルト家の次男として生まれたナポレオン。16歳でパリ陸軍士官学校を出た彼は、地元の英雄・パオリの親衛隊となる。フランス革命のようにコルシカにも革命をと考える彼だったが、過ぎた才知と熱意ゆえに、故郷を追われる羽目に。だが、フランス共和国の砲兵指揮官として派遣されたトゥーロンで頭角を現し―。第24回司馬遼太郎賞受賞作。全3巻刊行開始!

著者等紹介

佐藤賢一[サトウケンイチ]
1968年山形県生まれ。93年『ジャガーになった男』で第6回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。99年『王妃の離婚』で第121回直木賞、2014年『小説フランス革命』で第68回毎日出版文化賞特別賞、20年『ナポレオン』で第24回司馬遼太郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

91
私が子供のころは伝記と言えばこの「ナポレオン」や「シーザー」が英雄譚としては定番でした。ただ主な戦歴などが書かれていて簡単に読めるものでした。しかしこの佐藤さんの本は三冊でかなりのボリュームがあります。「小説フランス革命」は全18冊ありますがそれに匹敵するような感じがします。この作品ではコルシカ出身のフランス人ということから始まり、イタリア方面へ出兵するまでですがかなりきめ細かに書かれています。ここまで調べるのは大変だと思われますがフランスではかなり資料があるのでしょう。2022/09/15

おにく

40
ナポレオンという人物を思い浮かべると、思いつくのは絵画の中の美化された姿や、往年の輝きを失ったと言わんばかりの皮肉にみちた横顔を思い浮かべます。ドラマチックに生きたナポレオンが、どう決断し、どこで足を踏み間違えたのか、彼の心情に興味があります。彼は若いときから自信家で、他人の意見は自身の案を強調させる意見としか見ていないようなので、晩年の転落は年を重ねて他人の意見を聞かなくなったからではなく、周囲を取りまく人間が変わっていったからではないでしょうか?そうした人間関係に注目していきたいですね。 2022/10/30

タッキー

16
発売当初からずっと読みたくて、ひたすら文庫化を待ってました。この時代のフランスもので著者の作品『小説フランス革命』と合わせて読めば、よりフランスの歴史認識が深まります。ナポレオンもさることながら、他のキャラクターが魅力的に描かれています。ジュノやミュラ、オージュローといった部下のほか、妻のジョセフィーヌも魅力的。しかしなんといってもナポレオン。ものすごい自信過剰。でも、妻に対しては、健気にも手紙をひたすら書くも、振り向いてもらえず。ジョセフィーヌは、ナポレオンのこと嫌いだったのかなぁと思いました。2022/11/18

Mark X Japan

10
ナポレオンの生い立ちから、運の強さを感じます。才気煥発と運の強さで右肩上がりです。☆:3.52022/11/29

しゅー

8
★★「世界でもっとも読まれている伝記はナポレオンのそれだ」という話(ホンマ?)を聞いたことがあるけど、幼少のみぎりの私は読んでいない。長じてからベルバラも読まなかったので、フランス革命周辺の歴史にはトンと縁がなかった。最近になって本書と同じ著者の『小説 フランス革命』を読み、やっと歴史の流れが分かった。この作家さんは地の文まで独白で埋め尽くされている饒舌さが特徴。フランス革命期の小人物たちの群像劇には、その語り口がピッタリだったのだが「英雄」ナポレオンではどうか。一巻だけ読んだところでは、まだ今ひとつか。2022/08/17

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