集英社文庫<br> 討ち入り奇想天外 元禄八犬伝〈5〉

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集英社文庫
討ち入り奇想天外 元禄八犬伝〈5〉

  • 田中 啓文【著】
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  • 集英社(2022/05発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 424p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087443929
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

徳川政権への復讐に取り憑かれた徳川光圀の怨霊と、淀の方の亡霊が出現! 立ち向かう浪人・網乾左母二郎。痛快伝奇時代小説、完結編。

内容説明

この世ならざるもの、降臨!徳川光圀の怨霊は恐るべき計略で大坂城を手中に収め、朝廷を動かし天下に号令をかけようとしていた。そこに淀殿の怨霊も加わって、大坂は壊滅の危機に!網乾左母二郎、鴎尻の並四郎、船虫の三悪党は八犬士とともに奔走する。一方、吉良邸討ち入りを急ぐ堀部安兵衛の怪しげな動き、将軍綱吉の吉良邸御成の裏には何があるのか―全ての謎が明らかになる怒涛の完結編。

著者等紹介

田中啓文[タナカヒロフミ]
1962年大阪府生まれ。神戸大学卒業。93年「凶の剣士」で第2回ファンタジーロマン大賞佳作入選、ジャズミステリ短編「落下する緑」で「鮎川哲也の本格推理」に入選しデビュー。2002年「銀河帝国の弘法も筆の誤り」で第33回星雲賞日本短編部門、09年「渋い夢」で第62回日本推理作家協会賞短編部門、16年「怪獣ルクスビグラの足型を取った男」で第47回星雲賞日本短編部門を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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タイ子

75
シリーズ第5弾。徳川光圀の怨霊と淀君(茶々)の怨霊が大坂を壊滅状態に陥れようとしている。黄門様ってば助さん、格さん抜きで自由奔放におどろおどろしくなってる。わらわも徳川を恨み申す~と淀君がコワッ!2人が揃うと大坂城も終わりかと思いきや、展開が面白い!八犬士が探し回っていた伏せ姫は江戸にいた。左母二郎たち三悪党も大坂から江戸に場所を移してひと肌脱ぐ羽目に。一方、忠臣蔵の吉良邸討ち入りの計画が密かに進む。忠臣蔵の別バージョンに笑える。全てが解明する完結編。ラストは見事なオチで楽しませていただきました。2022/06/21

Tatsuhito Matsuzaki

15
さもしい貧乏浪人・網乾左母二郎(あぼしさもじろう)らが活躍するシリーズ第五巻完結編。 とうとう徳川光圀と淀殿の怨霊が動き出し、八犬士たちが勢揃いし、赤穂浪士たちが討ち入りに動き出し…。 いやはやなんとも、表題の如くまさに奇想天外な大団円の結末でしたが、最後の注釈と解説を読んで、作者のしっかりとした歴史考証としたたかな策略を感じました。 続編を期待しています! #網乾左母二郎 #仁義礼智忠信孝悌 #綱吉 #光圀 #八犬士 #赤穂義士 #今日の一冊 2024/02/16

小梅さん。

12
まさか、ああいう結末になるとは。 もっと読みたいなぁ。あの続き、新しい舞台として書いてくれないかなー。 淀君と水戸光圀公のあの経緯には驚いたし、笑ってしまった。 それにしても、懲りないやつだねぇ。 光圀公といい、堀部安兵衛といい、こういう人気者を悪役に持ってくる発想も好き。 もちろん、左母二郎やかもめ、船虫も。 再会できるのを期待。2022/05/31

きょん

12
完結巻。大阪でのVS.水戸光圀怨霊戦が前半。後半は赤穂浪士討ち入りへの思わぬ形での加勢と自由自在。そして最後は時空のゆがみに巻き込まれ、本家南総里見八犬伝の世界への転移するとは意外な落ちだった。2022/05/28

げんなり

1
帯を見ると完結編とある。さあ、どんなド派手な戦いに成るのかと読み始める。 中編2作のこの本、第一話『調伏大怨霊』で少し、味気なさを感じた。シーンで人の出入りの変なところが2箇所あり、せっかくのキャラも精彩を欠く。このまま終わるのか、もったいないなと思って読む二話目の表題作が実に良い。主人公の格好良さがストレートに伝わり、待ってましたという気持ち。 解説にもあるように、八犬伝だと人物が登場しきるまでが見せ場なのかも、でもこのシリーズは左母二郎が主役、だからラストのオチにも納得する。 2022/06/16

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