集英社文庫<br> 沖縄。人、海、多面体のストーリー

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集英社文庫
沖縄。人、海、多面体のストーリー

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  • サイズ 文庫判/ページ数 368p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087443912
  • NDC分類 918.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

復帰50年・今こそ読むべき本。ジュンク堂書店那覇店店長・森本浩平氏が編者をつとめた画期的なアンソロジー。
芥川賞作家3名を含む小説7作と、沖縄書店大賞受賞作2本を含むノンフィクション3作、沖縄を書いた計10作品を収録。
収録作品:
「ハアーイーヤア」川上健一
「小さな恋のメロディ」吉田修一
「金城米子さん」花村萬月
「珊瑚礁の女」椎名誠
「スーパースター・瀬長亀次郎」佐野眞一
「背中の傷と差別」松永多佳倫
「消し去られた街、生の痕跡」藤井誠二
「レールの向こう」大城立裕
「孤島夢ドゥチュイムニ」崎山多美
「ギンネム屋敷」又吉栄喜

南国の楽園として人気の反面、米国統治から復帰して50年、未だ戦争の影響が残る現実。見る人、立つ位置により全く違う一面を見せる沖縄は、これまでどのように書かれてきたのか。沖縄初の芥川賞作家・大城立裕の作品を始めとする沖縄文学から、県外作家が沖縄を描いた小説、さらにはノンフィクションまで。沖縄の50年に光を当てる10編。この土地と人の持つパワーを感じ、新たな価値観が得られる一冊。


内容説明

南国の楽園として人気の反面、米国統治から復帰して50年、未だ戦争の影響が残る現実。見る人、立つ位置により全く違う一面を見せる沖縄は、これまでどのように書かれてきたのか。沖縄初の芥川賞作家・大城立裕の作品を始めとする沖縄文学から、県外作家が沖縄を描いた小説、さらにはノンフィクションまで。沖縄の50年に光を当てる10編。この土地と人の持つパワーを感じ、新たな価値観が得られる一冊。

著者等紹介

森本浩平[モリモトコウヘイ]
1974年生まれ。兵庫県加古川市出身。99年ジュンク堂書店神戸住吉店店長、2006年梅田ヒルトンプラザ店店長を経て、09年に那覇店店長となる。12年から大阪・千日前店店長を務めたのち、16年那覇店店長に再任。沖映通り商店街振興組合理事。「沖縄書店大賞」「ブックパーリーOKINAWA」に携わり、「この沖縄本がスゴい!」賞を創設した。RBC琉球放送にて毎週10年以上に亘りラジオ出演中。県内の読書普及に努め、これまで多数のメディアで本の紹介をしてきた。店舗のある商店街からの“文化の発信”を掲げ、本や音楽、芸能など沖映通りでのさまざまなイベントも手掛けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミカママ

523
いまだに米軍基地が島の大きな割合を占める沖縄。規模的にも産業的にも。青い海とおいしいお料理、穏やかな気候、本土人が上っ面だけで知るそれだけでないことは知っていた。その沖縄を掘り下げて、少なくとも中核くらいまでは届いた気にさせてくれる短編を集めたアンソロジー。沖縄を愛し、よく知る編者ならではの一冊。すぅっと心に入ってくるのもあれば、なんど読み返してもわかりにくい作品も。それもまた愉し。2024/12/22

piro

38
沖縄にまつわる短編・ノンフィクションを集めた一冊。陽の面だけでなく、陰の面も生々しく描かれた作品が多く、沖縄が背負う重い過去を痛い程感じました。川上健一さん『ハアーイーヤア』はエイサーの盛り上がりと2人の女性のセンチメンタルな想いがじんわりと心に響く。又吉栄喜さんの『ギンネム屋敷』は、戦争が起因となった沖縄の負の面がドロドロと湧き上がる。やりきれない想いが残るものの、沖縄を深く感じるにはとても良い作品かもしれません。花村萬月さん『金城米子さん』の句点が無い延々と続く文章は、気持ち悪くてダメでした。2025/04/04

おいしゃん

29
2022年は、224冊目のこちらでフィニッシュ。小説もノンフィクションも、作家のタイプもいろいろな一冊だが、どれも一筋縄ではいかない沖縄の歴史を感じられる内容だった。2022/12/31

Nao Funasoko

19
復帰50年の記念企画。県内外作家が描く沖縄を舞台とした小説やノンフィクション計10編を収録。このような企画ものでなければ手にすることないであろう作品にも触れることができたので良かった。「ハアーイーヤア」(川上健一)、「レールの向こう」(大城立裕)が印象に残った。「珊瑚礁の女」(椎名誠)、「スーパースター・瀬長亀次郎」(佐野眞一)二作は既読。 個人的には『小さな恋のうた』(平田研也)等も収録して欲しかったところだが、本作は集英社刊行作品からの収録というオチ。(^^;)2022/07/11

二人娘の父

13
ジュンク堂書店那覇店長という人物による、編集作品。「沖縄のエネルギーを体感し、新しい沖縄への価値観」が生み出されることをめざしたと、ある。その意図は果たして伝わるのか...率直な感想。小説やエッセイ風なもの、ルポルタージュなどが散りばめられているが、散漫になっている印象はぬぐえない。花村某の文などは、どうして入っているのだろうか。沖縄=エキゾチックというステレオタイプな描き方は、正直もうたくさんだ。吉田某などははっきり言って(略)。気分の悪い感想になってしまった。仕方ない。2022/12/03

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