集英社文庫<br> 梟の一族

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集英社文庫
梟の一族

  • 福田 和代【著】
  • 価格 ¥1,034(本体¥940)
  • 集英社(2022/02発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 456p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087443523
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

少女よ、長い夜を戦い抜け!
〈梟〉の一族は眠らない。たとえ最後のひとりになっても――。
サイエンス×忍者アクションエンターテインメント

「異なる存在をただ認めるだけで、生きる喜びが広がることもあるのだと、本書は史奈の姿を通して見せてくれるのだ」
北大路公子さん推薦!

<梟>の一族――。誰ともなくそう呼びならわされた人々には秘密があった。限界集落で身を隠すように生活している彼らは眠らないことに加えて、生まれつき常人離れした身体能力を持っているのだ。それゆえに歴史の影で大きな役割を果たし続けてきたのだった。
榊史奈は一族の末裔中、唯一の十代として期待を一身に背負いながらも、平和に暮らしていた。集落が何者かにより襲撃され、一名が死亡し、その他全員が彼女を残して消えてしまうまでは……。
敵の目的とは一体何なのか。単身で逃亡生活に追いやられた史奈は、一族の生存を信じて、また己のルーツに関する真実を知るため、戦い続ける。
なぜ一族は外の人間とは距離を置くのか?
奇病・シラカミが発病する者としないものの差は何か?
なぜ里を守らねばならないのか?
母と父は一体どこで何をしているのか?
そして、なぜ、こんなにも孤独なのか――?

<梟>は、死を恐れない。

【著者略歴】
福田和代(ふくだ・かずよ)
一九六七年神戸市生まれ。神戸大学工学部卒業後、システムエンジニアとなる。二〇〇七年、航空謀略サスペンス『ヴィズ・ゼロ』でデビュー。大藪春彦賞候補となったクライシス小説『ハイ・アラート』、テレビドラマ化され話題となった『怪物』など、緻密な取材に裏付けされた、骨太でリーダビリティ溢れる作品を次々に上梓。「航空自衛隊航空中央音楽隊ノート」シリーズ、『緑衣のメトセラ』、『星星の火』、『黄金の代償』、『堕天使たちの夜会』など著書多数。

内容説明

眠らないことに加え、常人離れした身体能力を持つ梟の一族。彼らは歴史の陰で大きな役割を果たしてきた事実を秘密にして、身を隠すように生活していた。集落が何者かに襲撃され、全員が消えてしまうまでは。ひとり残されてしまった史奈は、一族の生存を信じて、また、今まで明かされなかった己のルーツに関する真実を知るために、襲撃者と戦い続ける。忍者×サイエンスエンターテインメント!!

著者等紹介

福田和代[フクダカズヨ]
1967年兵庫県生まれ。神戸大学工学部卒業後、システムエンジニアとなる。2007年『ヴィズ・ゼロ』でデビュー。大型新人として一躍脚光を浴びる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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のり

82
戦国の世から忍びとして暗躍してきた末裔の梟の一族。眠りを必要としない体質と身体能力が高い。周囲に能力を気付かれないように暮らしていたが、何者かに集落が襲撃される。一人残った高校生の「史奈」は緊急時の身の振り方を長である祖母から指示を思い出し、事件背景を追う。一族の掟と、散らばった一族の仲間と共に真相に立ち向かう。面白かったが、常人離れした能力の戦闘シーンが少なめだったのが勿体ない。2023/04/27

やま

58
特殊な体を有する梟の一族に魔の手が伸びる。梟は、昔から山間の集落に隠れて住んでいたが、町へ出て行くものが絶えなかった、残った8軒、13人の梟たちを何者かの集団が襲ってきた。梟の長の家系である榊史奈16才は、町にいる一族の者を頼る。純血の梟には、眠らなくても動くことができたり、忍者のように優れた身体能力を持っている。その遺伝子の研究をしている梟の末裔である郷原感染症研究所により里の者たちは東京にある研究所に連れてこられた。だがその裏で蠢く西垣警備保障の西垣社長は、30年前に里を飛び出した梟であるが・・・。2024/07/30

ま~くん

41
梟は代々眠らない。そして常人離れした運動能力を誇る。かつては時の政権を裏から支えた忍びの一族。そんな彼等が住む集落がある日一軒残らず焼失する。一人の死者を残し他の住人全員が忽然と姿を消した。唯一の生存者、高校生榊史奈の生き残りをかけた逃避行が始まる。誰にやられたのか、その目的は。彼女は真相に辿り着くことが出来るのか。前半迄はいい本を掘り当てたとワクワクした。でも読み進めていくにつれ完全に尻すぼみ。それもその筈。作者の名前に見覚えがあると思ったらあのBABELの著者じゃないですか。着眼点は面白いのに。複雑。2023/09/14

PEN-F

39
忍者の末裔〈梟〉の一族🥷忍者の末裔というだけでもうヨダレ物の大好物なのに、そこに科学の要素が加わり面白さが倍増されていた。終盤、忍びの里から去って行き散り散りになった〈梟〉の面々が一堂に会したシーンにはグッときた。今のこの世界にも人知れず忍者の末裔達が生きているのかもと思うとロマンを感じます。暗闇は暗闇のまま残すという先達の教えも、棟梁となった史奈が今の時代に合った忍者としての生き方を暗闇の中から陽の当たる場所へと導いて行ってほしい。2025/03/16

ぷにすけ

36
眠らない一族「梟」、その特殊能力により過去の時代から、歴史の重要な役割を背負ってきたが、一族は高齢化を迎え、集落の最後も近いかと思われた。その集落が突然襲撃され、集落の人々は全員消えてしまう。唯一逃げ延びた長老の孫「史奈」の元にかつて集落から出て行った二人の兄妹が現れるが・・・。常人離れした能力を授かる反面、恐るべき病「シラカミ」にかかるリスクもあるという力があなたは欲しいですか?2024/02/07

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