集英社文庫<br> 絶声

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集英社文庫
絶声

  • 下村 敦史【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087443073
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

親父が死んでくれるまであと一時間半――。
もう少しで巨額の遺産が手に入る。大崎正好はその瞬間を待ち望んでいた。
突如、本人名義のブログが更新されるまでは……。
『私はまだ生きている』
父しか知り得ない事実、悔恨、罪などが次々と明かされていく。
その声が導くのは、真実か、破滅か。
驚愕のラスト&圧倒的リーダビリティの極上ミステリー!

内容説明

親父が死んでくれるまであと一時間半―。もう少しで巨額の遺産が手に入る。ずっと父に疎まれ、愛されたこともなく育った大崎正好は、その瞬間を待ち望んでいた。突如、本人名義のブログが更新されるまでは。「私はまだ生きている」…父しか知り得ない事実、悔恨、罪などが次々と明かされていく。その声が導くのは、真実か、破滅か。驚愕のラスト&圧倒的リーダビリティの極上ミステリー!

著者等紹介

下村敦史[シモムラアツシ]
1981年京都府生まれ。2014年『闇に香る嘘』で第60回江戸川乱歩賞を受賞し、デビュー。同作は数々のミステリランキングにおいて高い評価を受ける。同年に発表した短編「死は朝、羽ばたく」が第68回日本推理作家協会賞短編部門候補、15年『生還者』が第69回日本推理作家協会賞長編及び連作短編集部門の候補、19年『黙過』が第21回大藪春彦賞候補となるなど、今、最も注目を集める作家である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のり

81
大物相場師と呼ばれた父親に死期が迫っていたが、突然失踪し行方不明となり、失踪宣告を申し出た。莫大な遺産を狙う兄と姉、そして後妻の次男が互いを牽制しながら策略を練る。そんな折に生存情報として父親のブログが更新される。本当に生きているのか?しかし、遺産を待ち望まれる父親としての気持ちを考えると辛いものである。金は人を変えるには十分だ。その意味ではウチは心配無用だ。2022/06/06

オーウェン

57
父親が死ぬことになるまであと90分。そうすれば私は莫大な遺産が手に入る。兄も姉もそれを心待ちにして駆けつける。 しかし弁護士が待ったをかける。遺産を巡り失踪したとされる父親。余命わずかの時点で姿を消し、7年後に家裁捜査官によって失踪手続きが済めば遺産を分売できるはず。一応ミステリではあるし、種明かしもされる。でも驚きはないし、何より問題なのは共感できるキャラが誰もいないということだ。3兄弟は全員金のことばかりだし、かといって父親の心情に寄れというのも難しいのが実情。下村さんにしては珍しく駄作だと思う。2025/07/05

小説を最初に書いた人にありがとう

56
伝説の相場師の遺産を巡るミステリー。 相続権を持つのは実の息子と娘、そして既に離婚して家を出た後妻の息子。父親は癌に冒され余命少ない中疾走し、漸く死亡とみなされる期日を迎えるところで父親のブログが更新されるところから謎が深まっていく。小悪党ばかりではあるが心から憎める人物像でないところが感情移入しづらかった。どんでん返しもあり、ミステリーとしては楽しめるがページを捲る手も惜しいとまではいかず残念。2023/07/06

井川浩

48
遺産相続。金に目がくらむ親族。血縁はあるが他人同然の親族との争いなど、そのドロドロ感がよく伝わってくる。相続人の大富豪が病気を抱え失踪したという複雑な事情があり、見つからなければ、法定期間の経過により死亡とみなされるという状況だった。親族はその瞬間を待っていた・・そしてその瞬間がくる直前に、相続人が投稿していたブログが更新された!「私はまだ生きている」と・・親族は激しく動揺し、さらに自己中心的な感情をあらわにする。ブログの真相を探り物語は進んでいきます。投稿されている内容とその流れがカギになります・・2023/03/26

うまる

39
遺産話なのに殺人事件じゃなかった! しかし期待外れではなく、殺人よりは秩序と法に則った、遺産を巡るリアルな攻防戦で面白かったです。相続者同士の睨み合いはもちろん、失踪者本人の思惑も良くできていました。相続関係者だけの話だとよくある話になりそうな所、家裁捜査官を混ぜてきた所が良いアクセントになっていたと思います。家裁捜査官でシリーズ化してほしいなぁ。2021/12/28

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