出版社内容情報
霊が視える心霊第7世代の芸人・シークエンスはやともが、自ら体験したり見聞きした怖~い実話の数々を小説仕立てでお届け!
内容説明
毎晩夢に出てくる、見知らぬ女性。夢の中で自分は彼女と幸せな恋人同士として暮らしていて―(「毎日見る夢」)。最愛の恋人の隣でほほ笑む女性の幽霊が繰り返すのは、「いつ死ぬの?」という言葉で―(「いつ死ぬの?」)。幼い頃から幽霊が見えるピン芸人が語る、日常のなかにある心霊体験の数々。今あなたの隣にいる方、足はあるし、しゃべるし…でも、幽霊かもしれませんよ?
著者等紹介
シークエンスはやとも[シークエンスハヤトモ]
芸人。吉本興業所属。自称・心霊第七世代。2021年、歌うま芸人りゅうたろう、タロット占い芸人金城めくるくんとトリオ「ウォーリーズジャパン」を結成。幼少期から沢山の心霊体験に遭遇し、それを面白く、時には怖く表現することを芸としている。TVやYouTubeを軸に活躍中
樹島千草[キジマチグサ]
東京都出身。某大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
夢追人009
257
ユーチューバーとして活躍中の吉本興業所属の若手芸人・シークエンスはやともさんの10編収録の作品集ですね。今風の名前と独特な語りで親しみ易さを感じさせる所が著者の人気の秘密だろうなと思いますね。でもこの世界は流行り廃りが激しいですのでこのまま安心せず常にいいネタを仕込んで生き残って欲しいですね。『不動産屋の内見』2016年に著者の実家が火事で全焼した事情により急遽、両親と3人で住む家を探していた時の話で不動産屋から好条件が一件あったがそこは事故物件だった。でも著者と父親は霊感が強い方なので一応内見に行った。2022/04/02
あっか
64
新刊。はやともさんの怪談話は怪談グランプリのまとめ本で何度か読み既読の話もありましたが、やっぱり面白いなー!構成さん?の名前が併記されているので全部はやともさんが書いたものではないのかもしれないけど文章が凄くお上手で分かりやすく読みやすく、情景も怖さも伝わってきました。『いい人』ヤバい。やっぱり生きてる人間が1番怖い。コウキさんの話も怖かったなあ…コウキさん誰だろ?怪談師さんのYouTubeってたくさんあるけどわたしは読む方が好きなので書籍で出してもらえて嬉しい。三木大雲和尚のようにシリーズ化して欲しい!2021/09/25
モモ
51
「視える」芸人はやともさんの怖い話。事故物件の内見で現れた不動産屋さん。本当の不動産屋さんが来た瞬間に消える…。人でなしのアルバイトの先輩はオーラが見えない。女の人たちが情緒不安定になる土地。カーナビが決して言わないという「バックしてください。」と言われた後の恐ろしい出来事。どちらかというと、生きている人間の怖さの方がきわだっているように感じた。2022/05/07
あたびー
35
「見える」芸人さんだそうです。普段ネタとして語っているそうなので、この本も語り的文体です。自分の遭遇した怪異や、友人の体験をもとにした話です。お父上も見える人だそうで、作者よりレベルが上っぽいです。読むと分かるのですが、見えると言ってもいつでも何でも見える訳ではないようで、その時は怖い目に会っています。自宅マンションが春になると女性に影響を及ぼす話があるのですが、春は女性を招き入れないようにしようと言うだけで引っ越さないって肝が太いですね。松原タニシさんとコンビ組んだらどういうふうになるのかな。2022/03/25
いぼいのしし
21
合わなかったのかあまり怖くなかった。残念。2021/11/18