出版社内容情報
茨城県立取手第二高校や常総学院を率いた名将・木内幸男。
人情味溢れる語りと、“木内マジック”とも呼ばれた独創的な采配で甲子園優勝三回、準優勝二回を果たした。
2020年冬、高校野球史に燦然と輝く功績と記憶を残し、その人生に幕を閉じた。
能力の差、つまりスカウティングが最重要視される今、采配で注目される監督はもう出てこないだろう。
球児たちに投げかけた不変であり普遍の“魔法の言葉”をまとめた語録集。
センバツ甲子園に出場する常総学院の応援のため、そして木内監督への追悼の意を込めて緊急刊行!!
<目次より抜粋>
・見逃し三振でOK、三振を食う勇気を持て
・優勝するチームあたりに、サヨナラ負けとか1点差負けすっと理想だわな
・お父さんの関心の高い子の方が大成すんの
・一球の怖さを知るには、3年かかるんですよ
・負けモトで来る監督さんが嫌なの。勝ちにくる監督さんはカモなんですよ
内容説明
茨城県立取手第二高や常総学院高を率いた名将・木内幸男。人情味溢れる語りと、マジックとも呼ばれた独創的な采配で甲子園優勝三回、準優勝二回を果たした。2020年冬、高校野球に燦然と輝く功績と記憶を残し、その人生に幕を閉じた。スカウティングで結果が左右される今、采配で注目される監督はもう出てこないだろう。球児たちに投げかけた、不変であり普遍の“魔法の言葉”をまとめた語録集。
目次
突飛なことやるんで。全国優勝でワンポイントなんかしたもんですから
一球の怖さを知るには、3年かかるんですよ
お前ら、勝手に考えてやってくれ
都会のチームには無茶もいいんではなかろうか
「大きいことをやってやる」そのひとことだけで使ったの
目線で相手チームといっしょの高さになると負けちゃうの
お前ら、これは芝居なんだから
サイン出したふりして出さなかったんスよ
Bクラスは追いついただけじゃダメなの。ひっくり返さないと
いいピッチャーほど、バントをやらせようと思っていい球がくるもんなんですよ〔ほか〕
著者等紹介
田尻賢誉[タジリマサタカ]
1975年兵庫県生まれ。学習院大学卒業後、ラジオ局勤務を経て独立。高校野球現場の徹底取材に定評があるほか、中高生、指導者、保護者への講演活動も行っている。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
金吾
Mark X Japan
カノープス
kaikoma
源氏星