出版社内容情報
中学生の樹(いつき)と、祖父が遺した水晶の精・雫(しずく)との交流を通し少年の成長を描くシリーズ、涙の大団円。樹が抱くに至ったある決意とは!?
内容説明
先生に反抗的なクラスメイトの石尾君。彼が着ているダイヤモンド柄のシャツが気になった樹が、彼の思いを聞いてみると…(「金剛石の影」)。石と縁がある人だけが見ることのできる「石精」との触れ合いによって、少年たちが成長していくさまを描くセンシティブロマン、いよいよクライマックス。
著者等紹介
蒼月海里[アオツキカイリ]
1983年宮城県生まれ。元書店員の小説家。2014年『幽落町おばけ駄菓子屋』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
真理そら
70
シリーズ完結編、寂しい、もっと樹や雫と一緒に居たかった。『金剛石の影』に登場した石尾クン(いかにもな名前ですね)が魅力的。樹は作品の中でびっくりするほど成長したけれど、ふとしたはずみで壊れてしまいそうな思春期の寄る辺なさはこの先も続いて行くだろう、でも祖父と愛犬が死んでしまった喪失感からは立ち直れたかな。2020/12/22
ぽろん
34
まさかの完結編。この本を読んでちょっぴり鉱石の世界を覗く事が出来た。探究心が旺盛で心優しい樹なら、雫の原産地もいつか解き明かすだろう。蒼月さん、次はどんな世界に誘ってくれますか⁈2021/01/10
はな
28
完結巻。今回で最後なのは寂しい。ダイアモンド、金、辰砂。ダイアモンドは輝きも素晴らしくて人を魅了する。でも同じ炭素でも圧力や熱のかかり具合ではグラファイト、鉛筆の芯のような柔らかいものにもなる。同じ元素で出来ているはずなのに、ちょっとしたことで変わる。芯の強さと柔軟さを持った人でありたいと主人公のクラスメイトは願う姿は良いなと感じました。前回のトルマリン、天音くんのお父さんの想いがちゃんと伝わって良かった。想いをつなぐ。石と人の繋がりを私ももちたいな。2021/03/22
きょん
21
シリーズ完結。今回は校則の是非を考えさせるダイヤモンドとグラファイト編。砂金とりが楽しそうな金編。前巻で拗れていた天音の親子関係修復の賢者の石、辰砂編。其々が、自分の未来を考え行動を起こそうとする清々しいフィナーレだった。2020/12/07
えりっち
17
水晶の石精と少年との優しいファンタジーシリーズ。2021/02/23




