集英社文庫<br> じごくゆきっ

個数:
電子版価格
¥759
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

集英社文庫
じごくゆきっ

  • 桜庭 一樹【著】
  • 価格 ¥759(本体¥690)
  • 集英社(2020/06発売)
  • 文庫・児童書 ポイント2倍キャンペーン対象商品(8/24まで)
  • ポイント 12pt
  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年08月10日 02時14分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 379p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087441246
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

なにから逃げるの? どこに行くの?
わたしをひとりにしないでねっ。
『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』の後日談を含む全7編を収録。想像力の可能性を信じる、桜庭一樹10年間の軌跡。

かわいいかわいい由美子ちゃんセンセ。こどもみたいな、ばかな大人。みんなの愛玩動物。そんな由美子ちゃんの一言で、わたしと彼女は、退屈な放課後から逃げ出した。あまずっぱじょっぱい、青春譚――「じごくゆきっ」。
ぼくのうつくしいユーノは、笑顔で、文句なく幸福そうだった。あのときの彼女は、いまどこにいるんだろうか。ユーノのお母さんの咆哮のような恐ろしい泣き声。僕はユーノにも、その母親にも追い詰められていく――「ロボトミー」。
とある田舎町に暮らす、二人の中学生――虚弱な矢井田賢一と、巨漢の田中紗沙羅。紗沙羅の電話口からは、いつも何かを咀嚼する大きくて鈍い音が聞こえてくる。醜さを求める女子の奥底に眠る秘密とは――「脂肪遊戯」。
7編収録の短編集。

内容説明

かわいいかわいい由美子ちゃんセンセ。こどもみたいな、ばかな大人。みんなの愛玩動物。そんな由美子ちゃんの一言で、わたしと彼女は、退屈な放課後から逃げ出した。駆け落ちとはじごくゆきっ。あまずっぱじょっぱい、青春譚(「じごくゆきっ」)。『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』の後日談を含む全7編を収録。青春、家族ドラマ、恋愛、ホラー、SF―ジャンルの壁を超越する珠玉の短編集。

著者等紹介

桜庭一樹[サクラバカズキ]
1999年「夜空に、満天の星」(『AD2015年隔離都市 ロンリネス・ガーディアン』と改題)で第1回ファミ通エンタテインメント大賞に佳作入選。2007年『赤朽葉家の伝説』で第60回日本推理作家協会賞、08年『私の男』で第138回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

shio

44
甘い飲み物のような口当たり。夢中になっていたらアルコール飲料だったような油断ならない作品。読み進めると悪酔いして吐き気を催す。それでも止められない、この中毒性はヤバい!脂肪の鎧で身を守るカリスマ美少女、ストーカー気質のおっさんにハマるOL、少女の体に接続されアイドルとして復活する老女、ばかかわいい女性教師との逃避行、娘と自分の恋人を結婚させようとする同性愛者の色男。弱くて強くて気持ち悪い人たちが生き抜く姿が物悲しく心に残る。ページをめくるたび甘くて切なくてドス黒い「じごくっ」に落とされる。読後はフラフラ。2022/03/19

Junichi Yamaguchi

33
『忍耐とは、小型の種類の絶望だよ』… 桜庭さん短編集。 久々に桜庭節を堪能。 「砂糖菓子〜」はうろ覚えだったが、関係なく楽しめた。 桜庭さんの描く少女たち。 たまらないね。。2020/07/19

ピロ麻呂

33
久しぶりの桜庭一樹作品☆やっぱりぶっ飛んでいるストーリーが多いなぁ(^_^;)2020/07/12

RASCAL

20
いかにも桜庭さんらしい、ユーモアのある、奇妙でグロテスクな短編が7編。表題作のみ既読感あり。「ゴッドレス」「ビザール」が面白かったかな。「ロボトミー」の狂気の義母、いやですねー。2020/10/12

ソラ

19
表題作よりも脳神経というか精神的なというかそういうのを取り扱った3作品や巨漢少女・紗沙羅の作品が印象的。とても桜庭一樹らしい短編集。2020/06/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/15983301
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品