集英社文庫<br> 琥珀の夢―小説 鳥井信治郎〈上〉

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集英社文庫
琥珀の夢―小説 鳥井信治郎〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 384p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087441215
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

松下幸之助が商いの師として敬愛した男。
サントリー創業者・鳥井信治郎の戦い

【大阪船場、丁稚奉公編】
明治12年1月30日夜明け。大阪船場、薬問屋が並ぶ道修町に近い釣鐘町で一人の男児が産声を上げた。両替商、鳥井忠兵衛の次男信治郎、後に日本初の国産ウイスキーを作り、今や日本を代表する企業サントリーの創業者の誕生であった。次男坊の宿命で信治郎は13歳で薬種問屋小西儀助商店に丁稚奉公に入る。小西商店では薬以外にウイスキーも輸入して扱っていたが、儀助は国産の葡萄酒造りを考えていた。しかし当時の葡萄酒はアルコールに香料など様々なものを混ぜ合わせた合成酒。信治郎は夜毎、儀助と葡萄酒造りに励んだ――。

内容説明

明治12年、大阪の両替商・鳥井忠兵衛の次男として信治郎が誕生。次男坊の宿命で、13歳で薬種問屋の小西儀助商店へ丁稚奉公に入る。儀助は薬が専門ながら、国産の本格葡萄酒を造ることを夢見ていた。信治郎は夜毎、儀助と葡萄酒造りに励み、そこで商人としてのいろはを叩き込まれる。そして、信治郎は新しい商いを自らの手で始めることを決意した―。後のサントリー創業者の夜明け前。「やってみなはれ」の精神で国産ウイスキー造りに命を捧げた男。

著者等紹介

伊集院静[イジュウインシズカ]
1950年2月山口県生まれ。立教大学文学部卒業。91年『乳房』で第12回吉川英治文学新人賞、92年『受け月』で第107回直木賞、94年『機関車先生』で第7回柴田錬三郎賞、2002年『ごろごろ』で第36回吉川英治文学賞を受賞。16年に紫綬褒章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Aya Murakami

115
ナツイチ2020 マッサンとリタでもちょろっと出てきたサントリーの話。 丁稚の話は現在の労働環境にも通じる話であり妙に私の過去の苦い記憶とリンクします。作中にあるとおり本当に怖いのは使用者にいじめられることではなく先輩丁稚にいじめられることなのです。いつの世も人間は変わらないようですが理由は何なのでしょう?使用者よりも労働者同士のほうがイジワルな関係になってしまうのは?2020/10/02

さち@毎日に感謝♪

25
名前は知っていたのですが、初読み作家さんです。国産の葡萄酒を造る事を夢見ていた信治郎が、新しい商いを始めようと一生懸命な姿に応援したくなりました。下巻も楽しみです。2020/06/30

金吾

24
サントリー創業者の立志伝です。前向きなバイタリティー、着想、人柄等全部すごいです。当時の商人の世界が伝わる丁稚時代が面白かったです。2024/01/17

ぬぬ

14
私達が当たり前に飲んでいる、ビールやウイスキーやワイン。「おいしい」と思えるその前にはただならぬ挑戦と挫折、異文化に対する理解を深め広めるだけでなく、相手に自国への理解をさせてしまう努力の強者が現れた。鳥井信治郎、後のサントリーの創業者である。彼が鳥井家の次男に生まれ、薬種門屋へ丁稚奉公に行かなければ、今頃風呂上がりの一杯、会社の飲み会にオンライン飲み会etc…はなかったかもしれない…。これは琥珀の夢を追った創業者の鳥井信治郎がサントリーを「やってみなはれ」の精神で世界的企業にまで成長させた物語である。2020/08/28

スプリント

11
丁稚奉公時代の話が面白い。 唐突に奉公先が変わってしまい戸惑いますが下巻でそのあたり補足されるのでしょうか。 苦味のあるお酒は日本酒にも焼酎にもないので葡萄酒が薬として扱われていたことも納得できますね。2020/08/03

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