出版社内容情報
テロ組織に拉致され生還した加世田議員の人気が高まっていた。加世田が武神私塾の一員だと知る滝沢たちが焦りを募らせる中、与党の長老議員石岡が「秀和」に接触、共闘をもちかけてくる。記者会見を開いた石岡は新党を立ち上げた加世田に同調すると表明。公の席で加世田、さらには極秘で武神暉一本人とも面会することに。「秘書」として石岡と行動を共にする滝沢も彼らと相対する。一方、ネット上で出所不明の噂が広まっていた。「11月10日午前0時 渋谷スクランブル交差点 見逃すな」そして、運命の11月10日当日を迎える――。
内容説明
テロ組織に拉致され生還した加世田議員の人気が高まっていた。彼がスサノウこと武神私塾の一員だと知る滝沢たちが焦りを募らせるなか、与党の長老議員石岡が「秀和」に接触、共闘をもちかけてくる。「秘書」として石岡と行動を共にすることになった滝沢と冴香は、加世田、さらには黒幕の武神暉一とも対峙する。一方、ネット上で奇妙な噂が拡散していた。「11月15日午後8時 渋谷スクランブル交差点 見逃すな」武神私塾による扇動なのか?秀和の面々は出所を必死で探る。そして、運命の11月15日当日を迎える―。
著者等紹介
石川渓月[イシカワケイゲツ]
1957年東京都生まれ。早稲田大学教育学部卒業。2010年「ハッピーエンドは嵐の予感」(改題『煙が目にしみる』)で第14回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞し、翌11年同作でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 親であること子であること