集英社文庫<br> 九代目長兵衛口入稼業

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集英社文庫
九代目長兵衛口入稼業

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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087440522
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

江戸で人材派遣業を営む口入屋の九代目を継いだばかりの長兵衛。江戸に集まってくる人々に職を斡旋して面倒見がいいと評判だった先代のような店主を目指している。ある日、長兵衛の店で中間の世話をした友蔵が、旗本の中間部屋で賭場を開き、荒稼ぎしていると噂を耳にする。その賭場の博打で負けたと三次が店にやってきて新しい奉公先を見つけたいというが……。中間部屋を渡り歩く友蔵の裏になにかあると睨んだ長兵衛は探索に乗り出す。粋でいなせな口入屋長兵衛の活躍。文庫書き下ろし時代小説の新シリーズ。

【著者略歴】
小杉 健治(コスギ ケンジ)
1947年東京墨田区生まれ。データベース会社に勤務の傍ら執筆した『原島弁護士の処置』で第22回オール讀物推理小説新人賞、『土俵を走る殺意』で第11回吉川英治文学新人賞、『絆』で第41回推理作家協会賞を受賞。つねに社会的弱者や虐げられている人々の立場に立ち、正義感と人情味に満ちた作品を発表。ミステリーの他、時代小説の分野でも活躍。作品多数。代表作に『絆』『検察者』『宿敵』『黙秘』『贖罪』など。

内容説明

長兵衛は、江戸花川戸で中間などの人材派遣をする口入屋の主人。町奴の頭目として名高い初代幡随院長兵衛の生まれ変わりと評判の男前だ。ある日、同心の河下から得意先だった旗本水野家で賭場が開かれていると聞く。当主が吉原の花魁に夢中になり賄賂の金が必要らしい。咎めを受ける前に水野家を救おうと、闇不動の万次郎を探るが…。粋でいなせな男が命を賭けた勝負に挑む!痛快時代小説。

著者等紹介

小杉健治[コスギケンジ]
1947年東京都生まれ。83年、データベース会社に勤務の傍ら執筆した『原島弁護士の処置』で、第22回オール讀物推理小説新人賞を受賞。88年『絆』で第41回推理作家協会賞、90年『土俵を走る殺意』で第11回吉川英治文学新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とし

85
九代目長兵衛口入稼業。面白い設定ですね、九代目長兵衛は粋で男気があり心意気ある幡随院長兵衛の九代目、それを支える女房はお蝶さん、良い感じの二人です。脇固める吉五郎、同心の河下又十朗と関係が面白いですね、新シリーズになるようで楽しみです。2020/02/03

真理そら

53
長い間積読状態(迷子状態)でやっと読んだ。幡随院長兵衛が旗本水野家とかかわる話というので「もしかしてパロディ?」と思ったが悲恋やら父と子の関係やら人情もあり小杉さんらしい作品だった。情も度胸もある長兵衛の嫁・お蝶が魅力的。シリーズ化するならもう少し出番があるといいなあ。同心・河下の板挟み的、中途半端な正義感もいい。2020/03/07

Tatsuhito Matsuzaki

11
江戸初期に名を馳せた町奴 初代幡随院長兵衛の九代目が、口入れ屋(人材派遣業)の主人として活躍するシリーズ初作。 小杉健治作品の主人公には、時代小説でも現代小説でも、人情があり爽快に巨悪を暴く仕事人が多いですが、このシリーズの長兵衛もご多分に洩れず、しかも腕が立ちいなせな男です。2022/09/11

藤よい

6
幡随院長兵衛、名前は聞いたことがありますが、どんな人物かは知りません…。その九代目にあたる長兵衛の話。最後の敵陣に乗り込んでいく長兵衛がカッコ良かったです。久しぶりに小杉さんの作品を読みましたが、テンポ良い文章で一気読み。次巻が楽しみです。2020/03/05

Panja Morimoto

3
幡随院長兵衛に後継者がいたという設定の時代ミステリ小説。読む前はいかにも違和感もちそうだと思ったけどあんがい面白く読みました。2021/01/18

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