集英社文庫<br> パッキパキ北京

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集英社文庫
パッキパキ北京

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  • サイズ 文庫判/ページ数 168p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087430080
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

味わい尽くしてやる、この都市のギラつきのすべてを。

コロナ禍の北京で単身赴任中の夫から、一緒に暮らそうと乞われた菖蒲(アヤメ)。愛犬ペイペイを携えしぶしぶ中国に渡るが、「人生エンジョイ勢」を極める菖蒲、タダじゃ絶対に転ばない。過酷な隔離期間も難なくクリアし、現地の高級料理から超絶ローカルフードまで食べまくり、極寒のなか新春お祭り騒ぎ「春節」を堪能する。街のカオスすぎる交通事情の把握や、北京っ子たちの生態調査も欠かさない。これぞ、貪欲駐妻ライフ!
北京を誰よりもフラットに「視察」する菖蒲がたどり着く境地とは……?

著者自身の中国滞在経験とその観察力が炸裂する、一気読み必至の痛快中華爆走小説!

満を持して、続編準備中――!!

【著者略歴】
綿矢りさ(わたや・りさ)
1984年、京都府生まれ。早稲田大学教育学部卒業。高校在学中の2001年『インストール』で第38回文藝賞を受賞し、デビュー。04年『蹴りたい背中』で第130回芥川龍之介賞、12年『かわいそうだね?』で第6回大江健三郎賞を受賞、20年、『生のみ生のままで』で第26回島清恋愛文学賞を受賞。他の著書に『激しく煌めく短い命』『グレタ・ニンプ』など。


【目次】

内容説明

元銀座ホステスの菖蒲は、単身赴任中の夫に呼び寄せられ、コロナ禍真っ只中の北京へ。愛犬ペイペイを携え、しぶしぶ始まる駐妻生活―のはずが、過酷な隔離期間も難なくクリアし、貪欲モード全開に。高級料理から超絶ローカルフードを食い尽くし、春節の狂乱へ飛び込む。そんな”人生エンジョイ勢”を極める彼女がたどり着く境地とは。中国滞在経験から生まれた、一気読み必至の痛快中華爆走小説!

著者等紹介

綿矢りさ[ワタヤリサ]
1984年、京都府生まれ。早稲田大学教育学部卒業。高校在学中の2001年『インストール』で第38回文藝賞を受賞し、デビュー。04年『蹴りたい背中』で第130回芥川龍之介賞、12年『かわいそうだね?』で第6回大江健三郎賞を受賞、20年、『生のみ生のままで』で第26回島清恋愛文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

mayu

29
パッキパキってなんか言いたくなる音だよね。年上の夫の中国駐在に合流して北京に住むことになった菖蒲。私は菖蒲の夫の様なタイプの人間だから、環境の違う異国に来ようがコロナ禍だろうが凄い勢いで毎日の様に色んな場所へ行き、様々な食べ物を食べて楽しみ尽くす姿は圧倒されながらもどこか羨ましくもあった。SNSの炎上などそよ風、シーブリーズで悩んでいる人を前に心から悩むなんて意味ある?とばっさり。ひゃー読めば読むほどパワーワードが溢れ出る。スピリチュアル・ビクトリー✌このマインドで生きられたら最強かもしれない。2026/06/21

よっち

19
コロナ禍の北京で単身赴任中の夫から一緒に暮らそうと請われた菖蒲。愛犬を携えて中国に渡った彼女が、北京を味わい尽くす痛快フィールドワーク小説。人生エンジョイ勢を極めて自由な生活を満喫していた菖蒲が、過酷な隔離期間も難なくクリアし、現地高級料理から超絶ローカルフードまで食べまくり、極寒の中で新春お祭り騒ぎ春節を堪能する日々。知らない場所に行って土地の言葉を話せなくても勢いで何とかしてしまう、なってしまう圧倒的なポジティブなスタンスが圧巻で、これくらいたくましければどこでも生きていけそうだなと思いました(苦笑)2026/06/19

アジツー

18
★★★★☆ コロナ禍の北京で駐妻生活を駆け抜ける逞しくてポジティブな女の話。著者自身の中国滞在経験から生まれたということもあり、主人公=菖蒲の北京での暮らしぶりを描くくだりはエッセイに近いものがあった。人によって好き嫌いがはっきり分かれそうな作品だったが、私はとても楽しく読めたしむしろ大好物。綿矢りさ節で綴られる菖蒲のワイルドでパワフルな生き様が、それはまぁ春節の爆竹の如く爆ぜて痺れるような体験をさせてくれた。続編も出るみたいなので楽しみ。2026/07/07

yabuhibi89

17
【ナツイチ2026】初読みの作家さん。コロナ禍下の話。主人公・菖蒲は、元銀座のホステスで、会社員の妻。夫は20歳年上で、北京に単身赴任中。夫は体調不良のため、菖蒲を北京に呼び寄せる。 彼女は友達も作り、北京を満喫するが… コロナ禍でも、たくましく人生を生きる菖蒲も カッコいい。 2026/07/13

16
読書記録58冊目 初綿矢さん。翼が生えて飛んでいけそうなぐらい軽快な文体に一気読みした。 菖蒲姐さんがブレなさすぎて格好良い。 自分も菖蒲姐さんと一緒に北京観光した気分になれて楽しかった。グルメの描写もお腹が空いてしまう。出かけたついでに老干媽を探さねば。 「蹴りたい背中」を積読してずっと読めていなかったので、近いうちに読みたい。「阿Q正伝」と「坊っちゃん」も読む。 ともかく痛快で元気の出る作品だった。精神勝利法見習いたいな。2026/06/27

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