集英社シリーズ・コモン<br> レジリエンスの時代―再野生化する地球で、人類が生き抜くための大転換

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集英社シリーズ・コモン
レジリエンスの時代―再野生化する地球で、人類が生き抜くための大転換

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  • サイズ 46判/ページ数 464p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784087370027
  • NDC分類 332.06
  • Cコード C0033

出版社内容情報

再野生化する地球で、人類が生き抜くためには、経済・政治・社会の大転換が必要だ。
地球を人類に適応させる「進歩の時代」から
人類が地球に抵抗し、自然界と共存する「レジリエンスの時代」へ。
世界的な経済社会理論家が描く、危機脱出のための処方箋!

【絶賛!】
我々の生命観まで揺さぶる名著。
これで「より速く、より遠く」の強欲搾取主義から脱却できる。
――水野和夫(『資本主義の終焉と歴史の危機』)

「人新世の危機」を解決する、コモン型経済のリアルな姿がここに。
――斎藤幸平(『人新世の「資本論」』)

【自然の復讐を乗り越える、「共生」の経済システム】
これまでの「進歩の時代」において人類は、地球の恵みを収奪し、商品化し、消費を最大にして生きてきた。
だが、無限の成長と超効率化を絶対視したせいで、環境危機と地球温暖化が発生。
洪水、干ばつ、熱波、山火事、台風が、生態系とインフラを破壊し、人類の生存を脅かしている。
この危機を脱するために必要なのは、「レジリエンスの時代」への大転換。
地球を人類に適応させるのではなく、人類を地球に適応させるのだ。
自然と共感的に関わるためには、経済・政治・社会の見直しが必須。
科学技術にも精通した世界的な経済社会理論家が、未来への処方箋を示す!

【目次】
第1部 効率vs.エントロピー─―近代の弁証法
第2部 地球の財産化と労働者の貧困化
第3部 私たちはどのようにしてここに至ったか
第4部 「レジリエンスの時代」――「工業の時代」の終焉

【プロフィール】
ジェレミー・リフキン
経済社会理論家。欧州連合、中国、メルケル独首相をはじめ、世界各国の首脳・政府高官のアドバイザーを歴任。経済・社会・科学技術を分析し、未来構想を提示する手腕への評価が高く、アメリカ政府の政策形成にも大きな影響力をもつ。経済動向財団会長及びTIRコンサルティング・グループ代表。ペンシルヴェニア大学ウォートンスクール上級講師。『限界費用ゼロ社会』、『エイジ・オブ・アクセス』、『第三次産業革命』などが世界的ベストセラーに。一九八〇年代から気候変動の危機を訴えるなど先見性にも定評がある。

柴田 裕之 (しばた やすし)
翻訳家。早稲田大学、アーラム・カレッジ卒業。訳書にジェレミー・リフキン『限界費用ゼロ社会』、ユヴァル・ノア・ハラリ『サピエンス全史』『ホモ・デウス』、ニーアール・ファーガソン『大惨事 (カタストロフィ)の人類史』ほか話題書多数。

内容説明

地球を人類に適応させる「進歩の時代」から人類が地球に適応し、自然界と共存する「レジリエンスの時代」へ。世界的な経済社会理論家による大転換のための処方箋!

目次

第1部 効率vs.エントロピー―近代の弁証法(マスクと人工呼吸器とトイレットペーパー―適応力は効率に優る;テイラー主義と熱力学の法則 ほか)
第2部 地球の財産化と労働者の貧困化(大転換―時間と空間の地球規模の囲い込み;究極の強奪―地球のさまざまな圏と遺伝子プールと電磁スペクトルの商品化 ほか)
第3部 私たちはどのようにしてここに至ったか―地球上の進化を考え直す(生態学的自己―私たちの一人ひとりが散逸のパターン;新たな起源の物語―生命の同期と形成を手伝う生物時計と電磁場 ほか)
第4部 「レジリエンスの時代」―「工業の時代」の終焉(レジリエンス革命のインフラ;バイオリージョン(生命地域)統治の台頭 ほか)

著者等紹介

リフキン,ジェレミー[リフキン,ジェレミー] [Rifkin,Jeremy]
経済社会理論家。EU、中国、メルケル独首相をはじめ、世界各国の首脳・政府高官のアドバイザーを歴任。経済・社会・科学技術を分析し、未来構想を提示する手腕への評価が高く、アメリカ政府の政策形成にも大きな影響力をもつ。経済動向財団会長及びTIRコンサルティング・グループ代表。ペンシルヴェニア大学ウォートンスクール上級講師。『限界費用ゼロ社会』、『エイジ・オブ・アクセス』、『第三次産業革命』などが世界的ベストセラーに。1980年代から気候変動の危機を訴えるなど、先見性にも定評がある

柴田裕之[シバタヤスシ]
翻訳家。早稲田大学、アーラム・カレッジ卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はまななゆみ

5
人類は自然の一部であり動的に絡み合っている。自然をコントールするなんて発想はとんでもなく、結果は気候変動含めた破滅の道に。意識を変えなければならないと改めて感じました。2024/01/08

Hiroo Shimoda

4
資本主義・経済学と熱力学・エントロピーの観点が面白い。外部不経済や環境破壊がエラーではなく必然であると実にクリアーにしてくれる2024/03/08

okadaisuk8

1
やや難物だったが、読む価値は大いにある。近代の効率最重要視・成長一辺倒の見方に疑問を投げかける。そこまではまあ、分かりやすいが、さらに時間や人類を(当然)含む生命体についてのこれまでの理解を大きく覆していく下りは読むのは骨が折れるが、エキサイティングでもある。科学的な話も多いが、まあ文系の私でも何とか付いていくことはできるレベル…だったと思います。人間は死を迎え、しかもそれを知っているからこそ「共感」することができるという指摘もなるほどと思わされた。2023/11/01

レジリエンス・ビュー

0
本書の趣旨は、サブタイトルに言い表されています。あえていえば、「適応力」という言葉を追加してくれていたらよかったのにと思うくらいで、これはレジリエンスの定義に関わります。 正直に読後感を申し上げると、面白かったけど難しかったといったところです。あの人類史の謎をひもとくとされる「銃・病原菌・鉄」を読んだときの、作者の知識の広範さに驚嘆するけど、本スジは何だっけ?と反すうしながら読み返した記憶がよみがえりました。本書もページ数を1/4くらいにしても趣旨は伝わるなと、ふらちなことを思ったりしました。2024/01/09

chiro

0
レジリエンスという言葉はビジネスの世界でも最近よく使われてきているが、この著作で表現されているレジリエンスの概念を今の社会で共通感覚として認識する必要性を大きく感じた。この国の政治と行政が三流に堕している事はここ数年特に顕著になっており、斉藤幸平氏に代表される主張も経済界ではほぼ無視されている。SDGsも形骸化しているが他国はこの問題に真摯に取り組み新しいビジネスをどんどん創出している。政治家も官僚も現実を直視した上で10年スパンでの課題への取り組みができる視点を持って欲しいと感じた。2023/12/24

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