集英社新書<br> 名著でひらく男性学―“男”のこれからを考える

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集英社新書
名著でひらく男性学―“男”のこれからを考える

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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087213850
  • NDC分類 367
  • Cコード C0236

出版社内容情報

〈男〉はそれほどわかりやすくない――。対話で学ぶ、はじめての男性学。
日本では1990年代にいったん注目を集めた男性学が、近年再び盛り上がりを見せている。家父長制による男性優位の社会構造を明らかにするフェミニズムに対し、その理解が進む一方で、アンチフェミニズム的な声も目立つ。また一枚岩的に男性を「強者」として把握できない実像もある。構造の理解と実存の不安、加害と疎外のねじれの中で、男たちはどう生きていけばいいのか。本書は、批評家、研究者、実践者など4人が集まり、それぞれの視点から男性学の「名著」を持ち寄り内容を紹介・解説した後、存分に語り合った。多様で魅力的な男性学の世界にようこそ。

◆目次◆
序章 男性学とは何か――西井開
第一部 名著で読み解く男性学
第1章 ギーザ『ボーイズ』[発表・天野 諭]
第2章 セジウィック『男同士の絆』[発表・西井 開]
第3章 彦坂 諦『男性神話』[発表・杉田俊介]
第4章 コンネル『マスキュリニティーズ』[発表・川口 遼]
第二部 対話編 今、男性について何を語るべきか

◆著者略歴◆
杉田俊介(すぎた しゅんすけ)1975年生まれ。批評家。『非モテの品格』『マジョリティ男性にとってまっとうさとは何か』ほか著書多数。
西井 開(にしい かい)臨床社会学研究者、一般社団法人UNLEARN理事。著書に『「非モテ」からはじめる男性学』がある。
川口 遼(かわぐち りょう)社会学修士。一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。共著に『私たちの「戦う姫、働く少女」』など。
天野 諭(あまの さとる)保育士。立命館大学大学院人間科学研究科博士後期課程在学中。著書に『保育はジェンダーを語らない』がある。


【目次】

内容説明

日本では一九九〇年代にいったん注目を集めた男性学が、近年再び盛り上がりを見せている。家父長制による男性優位の社会構造を明らかにするフェミニズムに対し、その理解が進む一方で、アンチフェミニズム的な声も目立つ。また一枚岩的に男性を「強者」として把握できない実像もある。加害と疎外のねじれの中で、男たちはどう生きていけばいいのか。本書は、批評家、研究者、実践者など四人が集まり、それぞれの視点から男性学の「名著」を持ち寄り内容を紹介・解説した後、存分に語り合った。多様で魅力的な男性学の世界にようこそ。

目次

男性学とは何か
第一部 名著で読み解く男性学(ギーザ『ボーイズ』[発表・天野諭];セジウィック『男同士の絆』[発表・西井開];彦坂諦『男性神話』[発表・杉田俊介];コンネル『マスキュリニティーズ』[発表・川口遼])
第二部 対話編 今、男性について何を語るべきか(「雑問題」―部活の「しごき」をどう捉えるか;身体接触に伴う複雑な感情;男性保育士は性犯罪者予備軍ではない;男性の身体は「接触」しやすいか?;「キモい」問題をどう考える? ほか)

著者等紹介

杉田俊介[スギタシュンスケ]
1975年生まれ。批評家

西井開[ニシイカイ]
臨床社会学研究者、一般社団法人UNLEARN理事

川口遼[カワグチリョウ]
社会学修士。一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学

天野諭[アマノサトル]
保育士。立命館大学大学院人間科学研究科博士後期課程在学中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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katoyann

19
ギーザ、彦坂、セジウィック、コンネルといった、男性のジェンダーに言及した名著を読み解く第一部と、最新の研究動向を踏まえつつ、男らしさについて語った第二部からなる。コンネルとセジウィック、ギーザまでは分かるが、彦坂の選書理由がいまいちピンとこなかった。なお、日本社会を読み解く鍵は雇用にあるとして、男性の雇用を優先的に守ろうとする社会の問題を考えれば、男性育休の動きは意義があるはずだという川口さんの見解がごもっとも。西井さんの話も面白い。ただ、観念を弄りまわすような話については、やや瑣末であると感じた。2025/12/01

なか

1
セジウィックの『男同士の絆』は読んだけど、うまく理解できなくてこの本の多少噛み砕いてくれた説明があって良かった。あと杉田俊介氏が紹介した『男性神話』が気になるのでそのうち参考にするかも。もっとガッツリ紙幅を割いて名著を紹介してもいいと思う。2025/10/25

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