集英社新書<br> 過疎ビジネス

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過疎ビジネス

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  • サイズ 新書判/ページ数 280p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087213737
  • NDC分類 318.6
  • Cコード C0231

出版社内容情報

コンサル栄えて、国滅ぶ――。

福島県のある町で、「企業版ふるさと納税」を財源に不可解な事業が始まろうとしていた。
著者の取材から浮かび上がったのは、過疎にあえぐ小さな自治体に近づき公金を食い物にする「過疎ビジネス」と、地域の重要施策を企業に丸投げし、問題が発生すると責任逃れに終始する「限界役場」の実態だった。
福島県国見町、宮城県亘理町、北海道むかわ町などへの取材をもとに、著者は「地方創生」の現実を突きつけていく。
本書は「新聞労連ジャーナリズム大賞」受賞の河北新報の調査報道をもとに、さらなる追加取材によって新たに構成した一冊。

◆目次◆
第1章 疑惑の救急車
第2章 集中報道の舞台裏
第3章 録音データの衝撃
第4章 創生しない地方
第5章 雑魚と呼ばれた議員たち
第6章 官民連携の落とし穴
第7章 自治の行方

◆著者略歴◆
横山 勲(よこやま つとむ)
河北新報編集部記者。1988年青森県出身。河北新報社入社後、報道部、盛岡総局、福島総局を経て現職。
執筆に加わった連載「止まった刻 検証・大川小事故」は2018年度新聞協会賞受賞。
取材班として携わった連載「原発漂流」を含む特集「東日本大震災10年」は2021年度新聞協会賞受賞。
自ら中心となって取材執筆した「『企業版ふるさと納税』の寄付金還流疑惑に関する一連の報道」は第29回新聞労連ジャーナリズム大賞を受賞した。


【目次】

内容説明

福島県のある町で、「企業版ふるさと納税」を財源に不可解な事業が始まろうとしていた。著者の取材から浮かび上がったのは、過疎にあえぐ小さな自治体に近づき公金を食い物にする「過疎ビジネス」と、地域の重要施策を企業に丸投げし、問題が発生すると責任逃れに終始する「限界役場」の実態だった。福島県国見町、宮城県亘理町、北海道むかわ町などへの取材をもとに、著者は「地方創生」の現実を突きつけていく。本書は「新聞労連ジャーナリズム大賞」受賞の河北新報の調査報道をもとに、さらなる追加取材によって新たに構成した一冊。

目次

第一章 疑惑の救急車
第二章 集中報道の舞台裏
第三章 録音データの衝撃
第四章 創生しない地方
第五章 雑魚と呼ばれた議員たち
第六章 官民連携の落とし穴
第七章 自治の行方

著者等紹介

横山勲[ヨコヤマツトム]
河北新報編集部記者。1988年青森県出身。河北新報社入社後、報道部、盛岡総局、福島総局を経て現職。執筆に加わった連載「止まった刻 検証・大川小事故」は2018年度新聞協会賞受賞。取材班として携わった連載「原発漂流」を含む特集「東日本大震災10年」は2021年度新聞協会賞受賞。自ら中心となって取材執筆した「『企業版ふるさと納税』の寄付金還流疑惑に関する一連の報道」は第二九回新聞労連ジャーナリズム大賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥

54
(2025-110)「企業版ふるさと納税制度」を使い、企業と自治体、それを仲立ちするコンサルが一体となって行った地方創生事業。その不可解な利益還流システムを取材した河北新報。小さな自治体を狙い打ちして公金を吸い上げる「過疎ビジネス」の実態。地方自治体の人手不足、知識不足に目を付けた行政機能のアウトソーシングだが、その実態は自治体の乗っ取り。元となった記事は「新聞労連ジャーナリズム大賞」を受賞している。新聞は「オワコン」とも言われているが、こうした丁寧な取材はやはり新聞でしかできないだろう。★★★★2025/08/02

うみ

0
事実を基にしたフィクションではなくら起きた事実が述べられるのみ。 全て、嘘であって欲しい内容だった。 私自身、この本で読むまで、この本で語られてた内容について知らなかったのが衝撃だった。 行政を相手にして、簡単にお金を儲けるをするならば書かれた内容が正義なのだろう。 しかしながら、今回はジャーナリズムによって暴かれたのが良かった。 しかし、行政が外部委託し過ぎて本体には考えられる機能が残らない。ただ、上がってきたのを承認するだけという問題は、闇が深く根を張ってそうだ。まだまだこういったのは、ありそう。2025/07/26

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