集英社新書<br> 日本型組織のドミノ崩壊はなぜ始まったか

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集英社新書
日本型組織のドミノ崩壊はなぜ始まったか

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087213546
  • NDC分類 361.6
  • Cコード C0236

出版社内容情報

旧ジャニーズ事務所の性加害事件や、ダイハツ、ビッグモーター、三菱電機、東芝などの企業不祥事、自民党の裏金問題、宝塚、大相撲のパワハラ、日大アメフト部の解散、そしてフジテレビ…、近年、日本の名だたる組織が次々と崩壊の危機に直面した。そこには共通点がある。
「目的集団」であるはずの組織が、日本の場合は同時に「共同体」でもあったことだ。
この日本型組織はなぜ今、一斉におかしくなってしまったのか? 日本の組織を改善させる方法はあるのか?
組織論研究の第一人者が崩壊の原因を分析し、現代に合った組織「新生」の方法を提言する。

はじめに
第1章 二〇二三年 崩れ始めた支配構造
<絶対君主型> ジャニーズ、ビッグモーター…
<官僚制型> ダイハツ、三菱電機、東芝、自民党派閥…
<伝統墨守型> 宝塚、大相撲…
「事件」は共同体で起きる!
第2章 共同体が「もの言わぬ集団」に
かつては模範的だった日本型組織
ぶら下がり始めたメンバー/地獄への道
第3章 身近な組織に迫る危機
身近な組織ほど危険/「ホワイト離職」は崩壊の予兆?
PTA、町内会は最後の聖域/学校や家庭は大丈夫か?
第4章 組織の「再生」より「新生」を
デジタル化が変える組織のカタチ/「個立」する時代
「共同体」から「コミュニティ」へ
おわりに

太田肇(おおた はじめ)
経済学博士。同志社大学政策学部教授。組織論・日本人論の第一人者として、著作は約40冊、メディア出演や講演など幅広く活躍している。
著書に『「自営型」で働く時代─ジョブ型雇用はもう古い!』『何もしないほうが得な日本 社会に広がる「消極的利己主義」の構造』『「ネコ型」人間の時代 直感こそAIに勝る』『同調圧力の正体』『「承認欲求」の呪縛』など。

内容説明

旧ジャニーズ事務所の性加害事件や、ダイハツ、ビッグモーター、三菱電機、東芝などの企業不祥事、自民党の裏金問題、宝塚、大相撲のパワハラ、日大アメフト部の解散、そしてフジテレビなど、近年、日本の名だたる組織が次々と崩壊の危機に直面した。そこには共通点がある。「目的集団」であるはずの組織が、日本の場合は同時に「共同体」でもあったことだ。この日本型組織はなぜ今、一斉におかしくなってしまったのか?日本の組織を改善させる方法はあるのか?組織論研究の第一人者が崩壊の原因を分析し、現代に合った組織「新生」の方法を提言する。

目次

第1章 二〇二三年崩れ始めた支配構造(“絶対君主型”ジャニーズ、ビッグモーター…;“官僚制型”ダイハツ、三菱電機、東芝、自民党派閥… ほか)
第2章 共同体が「もの言わぬ集団」に(かつては模範的だった日本型組織;ぶら下がり始めたメンバー ほか)
第3章 身近な組織に迫る危機(身近な組織ほど危険;「ホワイト離職」は崩壊の予兆? ほか)
第4章 組織の「再生」より「新生」を(デジタル化が変える組織のカタチ;「個立」する時代 ほか)

著者等紹介

太田肇[オオタハジメ]
経済学博士。同志社大学政策学部教授。組織論・日本人論の第一人者として、著作は約四〇冊、メディア出演や講演など幅広く活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

31
近年、次々と崩壊の危機に直面する日本の名だたる組織。日本型組織はなぜ今一斉におかしくなってしまったのか。現代に合わせた組織新生の方法を提言する1冊。ジャニーズ、ビッグモーターのような絶対君主型、ダイハツや三菱電機といった官僚制型、宝塚や大相撲といった伝統墨守型など、様々な類型を紹介しながら、もの言わぬ集団となってしまった共同体、身近な組織に迫る危機的な状況を解説していて、それが当たり前になってしまうと感覚が麻痺してしまうこともあるのでしょうけど、どういうコミュニティを作るべきなのか柔軟な発想が必要ですね。2025/05/05

呼戯人

20
今現在、旧ジャニーズ事務所や自民党、宝塚歌劇団、ビッグモーター、ダイハツ、三菱電気、フジテレビなど昭和以来の旧価値観で動いている組織で、ドミノ式に崩壊が始まっている。その昭和的組織が次々に倒れてゆく様を描いている。それは、この組織が共同体的組織で、家族的人間関係で出来上がっている組織であるからだというのが著者の見立て。これからは、個が自立するインフラ型の組織に組み替えてゆかないとだめだという主張である。2025/04/13

二人娘の父

6
ちょっと頭を整理して感想を。著者はデジタル時代の日本的経営の「新・三種の神器」は、自営型の働き方、AIマネジャー、インフラ型組織として世界に発信すべきではないかと説く。それぞれがどういう意味をもつのかは、耳馴染みのある方は分かるだろうし、本書を読めばその中身は当然理解される。ただし私がこの種の主張になじめないのは、結局のところ生産性や企業利益・企業価値を高めるために、いかに人を働かせるかという話だからだ。本書のタイトルで示された「ドミノ崩壊はなぜ始まったのか」ということは事実のなぞりとして新味はなかった。2025/03/26

つかず8

4
オーディブル。かつての日本企業は人口ボーナス、高度経済成長の中で同質性・同調性・協力性、上意下達などの所謂JTCの特性が相性が良かった。しかし、これらは新しい事への過大リスク感や抵抗感を増長し、上からの指示に対してかにも考えず従うといった組織にぶら下がる人を発生させる。右肩上がりの社会では通用していた狭い政界の理不尽がSNSの発達により、外部に露呈し、結果として組織が崩壊するという流れ。PTAや地域の自治会も専業主婦の無償労働により成り立っていた文化。今後は組織より、個人中心の社会が望まれる。2026/03/09

spike

3
組織論について多数の著作があることもあり、ものすごく目新しいことは書かれているわけではない。また「インフラ型」もそう新鮮な整理でもないかもしれない。が、企業からPTA、町内会までの様々な組織を網羅して論じているところは頭の整理に役立つ。2025/04/07

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