集英社新書<br> 新聞記者がネット記事をバズらせるために考えたこと

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集英社新書
新聞記者がネット記事をバズらせるために考えたこと

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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087213508
  • NDC分類 547.48
  • Cコード C0295

出版社内容情報

共同通信社が配信するウェブ「47NEWS」でオンライン記事を作成し、これまで300万以上のPVを数々叩き出してきた著者が、アナログの紙面とはまったく異なるデジタル時代の文章術を指南する。
これは報道記者だけではなく、オンラインで文章を発表するあらゆる書き手にとって有用なノウハウであり、記事事例をふんだんに使って解説する。
また、これまでの試行錯誤と結果を出していくプロセスを伝えながら、ネット時代における新聞をはじめとしたジャーナリズムの生き残り方までを考察していく一冊。

◆目次◆
第1章 新聞が「最も優れた書き方」と信じていた記者時代
第2章 新聞スタイルの限界
第3章 デジタル記事の書き方
第4章 説明文からストーリーへ――読者が変われば伝え方も変わる
第5章 メディア離れが進むと社会はどうなる?

◆著者略歴◆
斉藤友彦(さいとう ともひこ)
共同通信社デジタル事業部担当部長。
1972年生まれ。
名古屋大学文学部卒業後、1996年共同通信社入社。
社会部記者、福岡編集部次長(デスク)を経て2016年から社会部次長、2021年からデジタルコンテンツ部担当部長として「47NEWS」の長文記事「47リポーターズ」を配信。
2024年5月から現職。著書に『和牛詐欺 人を騙す犯罪はなぜなくならないのか』(講談社)がある。

内容説明

共同通信社が配信するウェブ「47NEWS」でオンライン記事を作成し、これまで三〇〇万以上のPVを数々叩き出してきた著者が、アナログの紙面とはまったく異なるデジタル時代の文章術を指南する。これは報道記者だけではなく、オンラインで文章を発表するあらゆる書き手にとって有用なノウハウであり、記事事例をふんだんに使って解説する。また、これまでの試行錯誤と結果を出していくプロセスを伝えながら、ネット時代における新聞をはじめとしたジャーナリズムの生き残り方までを考察していく一冊。

目次

第1章 新聞が「最も優れた書き方」と信じていた記者時代(基本の形「逆三角形」;リードさえ書ければ何とかなる ほか)
第2章 新聞スタイルの限界(当初は原稿に手をあまり加えなかったが…;PVを稼げないのはなぜ? ほか)
第3章 デジタル記事の書き方(読者にストレスを与えない;ストーリーが共感を呼ぶ ほか)
第4章 説明文からストーリーへ―読者が変われば伝え方も変わる(読者を迷子にしない;説明文は読みたくない ほか)
第5章 メディア離れが進むと社会はどうなる?(新規の読者が増えない文体;目立つ「コピペ」、多用される比喩 ほか)

著者等紹介

斉藤友彦[サイトウトモヒコ]
共同通信社デジタル事業部担当部長。1972年生まれ。名古屋大学文学部卒業後、1996年共同通信社入社。社会部記者、福岡編集部次長(デスク)を経て2016年から社会部次長、2021年からデジタルコンテンツ部担当部長として「47NEWS」の長文記事「47リポーターズ」を配信。2024年5月から現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Rie【顔姫 ξ(✿ ❛‿❛)ξ】

19
共同通信の記者である著者による、新聞記事とネット記事の違いや、ネット記事を読まれる記事にするために心がけることが書かれていて興味深い。ストーリー性をもたせる(週刊誌記事のように)、読者が道に迷わないように指示語を多く使うなど。確かに、ネット記事はセンセーショナルなタイトルで読者を惹きつけるけど、結局内容はそんなにセンセーショナルではなかったり、肝心の写真を開こうとすると別のPRに飛ぶなどイライラさせられることも多い。2次情報を組み合わせただけの記事もあるし。これからの情報収集について考えさせられた。2025/04/30

ATS

15
とくに興味深かったのは「接続詞を多用せよ」であった。伝わりやすい文章を書くときにシンプルにするのは基本原則なのだが接続詞を多用すると雑然としてわかりにくくなると思っていたからだ。「説明ではなくストーリーを書け」はBase rate fallacyのバイアスを利用した方法であろう。バイアスをいかに利用するかといった行動経済学的な手法を利用したほうがよいのかな。プラットフォームの恣意性(アジェンダ設定)についても触れられていたがオールドメディアだけの時代に比べれば今のほうがマシな気もする。2025/05/18

Kano Ts

11
新聞記者やテレビ番組などで見かける文章構造について指摘した本。そのプラットフォームに最適化された文章なのは疑いようがないし、それはそれで高度な技術だと思う。しかしそのプラットフォームに疎い人からすると下手な文章だと言えるのだろう。正直ハッと思わされた。時代は変わる、状況も変わる。文章の書き方・ありかたも変わるはずなのだ。それに迎合する必要はなくても、その状況を理解し合わせていくことは大事だと思う。2025/03/09

ほんメモ(S.U.)

9
新聞記事は「いかに少ない文字数で読者にニュースを伝えるか」という事を第一に考えて作られているけど、同じものをそのままネットニュースにしても読まれないのはなぜか?という疑問から始まり、廃れつつある新聞そのものの必要性にまで話題が及ぶ、良書でした。ポイントは、人は物語を欲する生き物なので、ストーリーで共感を得ることと、読者が本当に知りたいと思っていることを書くこと。新聞をはじめとする大手メディアの必要性は、いわゆる一次情報の発信元として存在するという事ですが、今よりもっと淘汰されるのではないかなと思いました。2025/04/17

二人娘の父

7
新聞(活字)メディアと少なからず関係するものとして、非常に面白かった。Z世代の「文章・記事」への接し方、関係の仕方への実態についての著者の驚きが素直に吐露される。「新聞記事は読まれない」。1972年生まれの著者にとって、これは驚天動地の事実だろう。自分の中の常識は、社会の常識ではないのだ。そこから著者はネットメディアへの参与について考え始める。この辺りの柔軟性は素晴らしい。結論は特にない。紙媒体としての新聞は衰退を続け、ネットニュースは真実を伝えるというよりも、感情を伝える。その現実に向き合うしかない。2025/03/21

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