出版社内容情報
「世界のバグを見つけてしまったかもしれない。」
プラトンからマルクス・ガブリエルまで、
哲学者たちの「奇妙な問い」に、あなたの頭はきっとざわつく。
読むたびに、現実がほつれていく――
古今東西の思考実験100(+1問)を網羅し、出典も明記。
思考実験をもとにした奇妙なエピソードと、解説で楽しく読める。
この一冊で、一生飽きずに楽しめる、知的冒険の永久保存版。
橘玲さん推薦 「難問奇問を楽しみながら、人生や世界の新しい姿が見えてくる驚きの一冊」
読書猿さん推薦 「手掛かりなしでも、扉を開く知性の武器庫」
【著者より】
●私たちはいま、AIとバイオテクノロジーという二つの革命によって、人間とは何か、社会とは何かという根本的な問いを突きつけられています。この大転換の時代には、常識をそのまま信じるのではなく、思考そのものを揺さぶる視点が必要です。思考実験とは、まさにそうした知的な試みです。
●プラトン、デカルト、ウィトゲンシュタイン、マルクス・ガブリエル、そして西田幾多郎や吉本隆明まで、本書では、古代から現代までの哲学者たちが編み出した100(+1)の仮想的な問いを精選し、紹介しています。なかには、これまで思考実験として扱われてこなかった問いも初めて取り上げています。
●すべての思考実験は、時代や文化を超え、「考える人」の夢想から生まれた知のかけらです。読むだけでも楽しめて、話題にもできて、思考の幅が広がる。本書があなたの思索のパートナーになることを願っています――
【目 次】
●第1章 人間──私たちは、どんな存在なのか
洞窟の比喩、テーセウスの船、3人の囚人 など
●第2章 道徳──善悪は、どうやって決まるのか
トロッコ問題、寛容のパラドックス、監獄実験 など
●第3章 幸福──私たちは、なぜ生きるのか
ドリーム・ワールド、トロシュロスの風変りな狂気、予定説 など
●第4章 社会──人と人は、どうすれば共に生きられるのか
囚人のジレンマ、美人投票、なぜ世界は存在しないのか など
●第5章 科学──論理は世界を説明できるのか
対蹠人、ハゲ頭なんて存在しない、モンティ・ホール問題 など
●第6章 未来──この先の世界をどう想像するか
シンギュラリティ、ラプラスの悪魔、国家は死滅するか など
【目次】
はじめに
第1章 人間──私たちは、どんな存在なのか
第2章 道徳──善悪は、どうやって決まるのか
第3章 幸福──私たちは、なぜ生きるのか
第4章 社会──人と人は、どうすれば共に生きられるのか
第5章 科学──論理は世界を説明できるのか
第6章 未来──この先の世界をどう想像するか
おわりに
内容説明
世界のバグを見つけてしまったかもしれない。プラトンからマルクス・ガブリエルまで、哲学者たちの「奇妙な問い」に、あなたの頭はきっとざわつく。読むたびに、現実がほつれていく―。
目次
第一章 人間―私たちは、どんな存在なのか
第二章 道徳―善悪は、どうやって決まるのか
第三章 幸福―私たちは、なぜ生きるのか
第四章 社会―人と人は、どうすれば共に生きられるのか
第五章 科学―論理は世界を説明できるのか
第六章 未来―この先の世界をどう想像するか
著者等紹介
岡本裕一朗[オカモトユウイチロウ]
玉川大学名誉教授。1954年、福岡県生まれ。九州大学大学院文学研究科哲学・倫理学専攻修了。博士(文学)。九州大学助手、玉川大学文学部教授を経て、2019年より現職。西洋の近現代哲学を専門とするほか、哲学とテクノロジーの領域横断的な研究も行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。