集英社新書<br> 働くということ―「能力主義」を超えて

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集英社新書
働くということ―「能力主義」を超えて

  • 勅使川原 真衣【著】
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  • サイズ 新書判/ページ数 264p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087213195
  • NDC分類 336.4
  • Cコード C0237

出版社内容情報

他者と働くということは、一体どういうことか?
なぜわたしたちは「能力」が足りないのではと煽られ、自己責任感を抱かされるのか?
著者は大学院で教育社会学を専攻し、「敵情視察」のため外資系コンサルティングファーム勤務を経て、現在は独立し、企業などの「組織開発」を支援中。本書は教育社会学の知見をもとに、著者が経験した現場でのエピソードをちりばめながら、わたしたちに生きづらさをもたらす、人を「選び」「選ばれる」能力主義に疑問を呈す。
そこから人と人との関係を捉え直す新たな組織論の地平が見えてくる一冊。
「著者は企業コンサルタントでありながら(!)能力と選抜を否定する。
本書は働く人の不安につけこんで個人のスキルアップを謳う凡百のビジネス本とは一線を画する」――村上靖彦氏(大阪大学大学院教授、『ケアとは何か』『客観性の落とし穴』著者)推薦!

◆目次◆
序章 「選ばれたい」の興りと違和感
第一章 「選ぶ」「選ばれる」の実相ーー「能力」の急所
第二章 「関係性」の勘所ーー働くとはどういうことか
第三章 実践のモメント
終章 「選ばれし者」の幕切れへーー労働、教育、社会

◆著者略歴◆
勅使川原真衣(てしがわら まい)
1982年横浜生まれ。
組織開発専門家。
東京大学大学院教育学研究科修士課程修了。
外資コンサルティングファーム勤務を経て、2017年に組織開発を専門とする「おのみず株式会社」を設立。
企業をはじめ病院、学校などの組織開発を支援する。
二児の母。
2020年から乳ガン闘病中。
「紀伊國屋じんぶん大賞2024」8位にランクインした初めての著書『「能力」の生きづらさをほぐす』(どく社)が大きな反響を呼ぶ。

内容説明

他者と働くということは、一体どういうことか?なぜわたしたちは「能力」が足りないのではと煽られ、自己責任感を抱かされるのか?著者は大学院で教育社会学を専攻し、「敵情視察」のため外資系コンサルティングファーム勤務を経て、現在は独立し、企業などの「組織開発」を支援中。本書は教育社会学の知見をもとに、著者が経験した現場でのエピソードをちりばめながら、わたしたちに生きづらさをもたらす、人を「選び」「選ばれる」能力主義に疑問を呈す。そこから人と人との関係を捉え直す新たな組織論の地平が見えてくる一冊。

目次

プロローグ 働くということ―「選ぶ」「選ばれる」の考察から
序章 「選ばれたい」の興りと違和感
第1章 「選ぶ」「選ばれる」の実相―能力の急所
第2章 「関係性」の勘所―働くとはどういうことか
第3章 実践のモメント
終章 「選ばれし者」の幕切れへ―労働、教育、社会
エピローグ

著者等紹介

勅使川原真衣[テシガワラマイ]
1982年横浜生まれ。組織開発専門家。東京大学大学院教育学研究科修士課程修了。外資コンサルティングファーム勤務を経て、2017年に組織開発を専門とする「おのみず株式会社」を設立。企業をはじめ病院、学校などの組織開発を支援する。二児の母。2020年から乳ガン闘病中。「紀伊國屋じんぶん大賞2024」八位にランクインした初めての著書『「能力」の生きづらさをほぐす』(どく社)が大きな反響を呼ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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mukimi

125
人が人に序列をつけ采配する社会構造に一石を投じる書。スピノザの「善悪は組み合わせ」という名言を引用し、仕事は個人の努力だけで達成できず他者と凸凹を埋め合わすことが必須だと説く。競争心があったから努力してこれた自分は、競争が成長を生むから格差は必要という元首相の言葉も否定できないが、筆者の意見もよく理解できるし競争に疲れた心を柔軟にしてくれるのは間違いない。個人的に自分は患者と話す時医師という文脈に甘えているが、コンサルタントというグレーな肩書きの筆者が懐疑的なクライアントの心を開く話術が大変勉強になった。2024/12/03

はっせー

50
「能力の有無ではなく組み合わせの良し悪し」本書は組織開発の会社を設立した勅使川原さんが働くということを多角的な視点で語った本である。「能力」の有無ではなく組み合わせの良し悪し。どんな人も必ず自分に合った環境などがある。能力という固く強固な存在を勅使川原さんは頑張って柔らかくほぐすことによって、組み合わせという新しい視点を提供している。その例えで出てくるのが「レゴ」。レゴのピースの種類はいくつもある。 そのどのピースも組み合わせによってどんなものも作ることができる。このレゴのピースこそ個人ではないか。2025/03/05

ちゅんさん

37
わかったような、わからないような。著者が言うことに勇気づけられるところもあるが綺麗事ではないかと思うところもあり。2024/07/24

とくけんちょ

34
人が人を選ぶ、評価する、そのことに疑問を持っていた。すぐに能力があるとかないとか。本書を読んで、完全に同意することはないが、人と人との組み合わせが大事だということはわかった。自分の在り方へのヒントもあった。今、最前線で働いてる人が一番すごい、それは自分の根底にある。採用に関して、会社側に選択権ってのはなくなっていくのだろうか。2025/03/12

ta_chanko

33
学校や職場では、常に「能力」を高めることを求められる。「能力」が高いものが良い学校に進学し、良い会社に就職し、高い賃金をもらう。それができないのは自己責任。「能力」がないから。またはそれを高める努力をしないから。そうではなく、もっと「関係性」を大事にした心地よい環境をつくれないだろうか。同じ「能力」をもった人でも、置かれた環境によって発揮できる力は変わってくる。パワハラ・モラハラに苦しんで潰される人もいれば、水を得た魚のように生き生きと活躍できる人もいる。これって「能力」ではなく「関係性」ではないか。2024/09/18

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