集英社新書<br> 差別の教室

個数:
電子版価格
¥1,100
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

集英社新書
差別の教室

  • 藤原 章生【著】
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • 集英社(2023/05発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 20pt
  • ウェブストアに4冊在庫がございます。(2024年05月01日 13時27分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 272p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087212648
  • NDC分類 361.8
  • Cコード C0295

出版社内容情報

人の心に貼りつく差別の「種」は、いつ、どこで生まれるのか。
死にかけた人は差別しないか──?
新聞社の特派員としてアフリカ、ヨーロッパ、南米を渡り歩いてきた著者は、差別を乗り越えるために、自身の過去の体験を見つめ、差別とどう関わってきたか振り返ることの重要性を訴える。
本書では、コロナ禍の時期に大学で行われた人気講義をもとに、差別の問題を考え続けるヒントを提示。
熟練のノンフィクション作家が世界を旅して掘り下げる、新しい差別論。

【おもな内容】
はじめに
第1章:死にかけた人は差別をしないか
加藤典洋さんとの共鳴/人間はいつ死ぬかわからない?/人間は有限であると気づくことがもたらす変化/臨死体験がもたらす恥ずかしさ
第2章:アジア人の中にあるアジア人差別
    「一般論」の弊害/『マイナー・フィーリングス』との出会い/アイデンティティーにからめとられる/中国でも日本でもどっちでもいいよ
第3章:日系アメリカ人作家の慧眼
ステレオタイプの受け止め方/白人視線の内面化/不朽の名作『ノーノー・ボーイ』
第4章:ジョージ・フロイド事件と奴隷貿易
ジョージ・フロイド事件とロドニー・キング事件/報道する側にある差別/母語を失うということ
第5章:日本にアフリカ人差別はあるか
東京のアフリカ人/マルクス・ガブリエルさんとの対話
第6章:アフリカ──遠望と条件反射
11歳のときに上野で渡された栞/条件反射の根底にあるもの/助けるってどういうことなんだろう
第7章:名誉白人、属性に閉じ込められる不幸
アパルトヘイト撤廃直後の南アフリカで/中国人老女との出会い/「名誉白人」の起源
第8章:心に貼りついたものと差別と
    足立区で過ごした時代/もんじゃってなんだ?/『砂の器』とハンセン病
第9章:感受性と属性と──学生の問いに答える
    ビリー・アイリッシュは差別的か/若いうちに海外に行くべきか/差別を生む「種」
を探る/差別した人に会いに行く
おわりに

【著者略歴】
藤原 章生(ふじわら あきお)
ノンフィクション作家。
1961年、福島県いわき市生まれ、東京育ち。
北海道大学工学部卒業後、エンジニアを経て、89年、毎日新聞社入社。
特派員としてヨハネスブルク、メキシコシティ、ローマ、郡山に駐在。
2005年、『絵はがきにされた少年』で第3回開高健ノンフィクション賞受賞。
著書に『ガルシア=マルケスに葬られた女』(集英社)、『資本主義の「終わりの始まり」』(新潮社)、『ぶらっとヒマラヤ』(毎日新聞出版)、『酔いどれクライマー 永田東一郎物語』(山と溪谷社)など。

内容説明

人の心に貼りつく差別の「種」は、いつ、どこで生まれるのか。死にかけた人は差別しないのか―?新聞社の特派員としてアフリカ、ヨーロッパ、南米を渡り歩いてきた著者は、差別を乗り越えるために、自身の過去の体験を見つめ、差別とどう関わってきたか振り返ることの重要性を訴える。本書では、コロナ禍の時期に大学で行われた人気講義をもとに、差別の問題を考え続けるヒントを提示。熟練のノンフィクション作家が世界を旅して掘り下げる、新しい差別論。

目次

第1章 死にかけた人は差別をしないか
第2章 アジア人の中にあるアジア人差別
第3章 日系アメリカ人作家の慧眼
第4章 ジョージ・フロイド事件と奴隷貿易
第5章 日本にアフリカ人差別はあるか
第6章 アフリカ―遠望と条件反射
第7章 名誉白人、属性に閉じ込められる不幸
第8章 心に貼りついたものと差別と
第9章 感受性と属性と―学生の問いに答える

著者等紹介

藤原章生[フジワラアキオ]
ノンフィクション作家。1961年、福島県いわき市生まれ、東京育ち。北海道大学工学部卒業後、エンジニアを経て、89年、毎日新聞社入社。特派員としてヨハネスブルク、メキシコシティ、ローマ、郡山に駐在。2005年、『絵はがきにされた少年』で第三回開高健ノンフィクション賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。