集英社新書<br> モーツァルトは「アマデウス」ではない

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集英社新書
モーツァルトは「アマデウス」ではない

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  • サイズ 新書判/ページ数 272p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087211092
  • NDC分類 762.346
  • Cコード C0223

出版社内容情報

モーツァルトが生涯愛した名前は唯ひとつ、イタリアでもらった「アマデーオ」だった。この名を鍵に、不遇の天才の苦悩と渇望に迫る。

内容説明

今日、「アマデウス」と言えば、誰もがモーツァルトを思い浮かべるだろう。しかし当の本人は生前「アマデウス」と呼ばれたことも、名乗ったことも、署名したこともなかった。嘘だと思うなら本書を読んでほしい。彼が生涯使い続けたのは「アマデーオ」(あるいは「アマデ」)。その名はモーツァルトにとって唯一の宝、心の支えだった。では、なぜそれは宝だったのか。そして、そんな最愛の名前を、誰が何のために死後のモーツァルトから引き剥がし、「アマデウス」に改竄してしまったのか。著者は、不遇の天才の苦悩と渇望に寄り添いながらその謎を解き明かし、西洋音楽史の欺瞞にも切り込んでいく。

目次

序曲 名前の話
第1章 親からもらった名前
第2章 ヴォルフガングとアマデーウス・モーツァルト的
第3章 悪夢への前奏曲
第4章 悪夢のドラマ
第5章 イタリアの陽光
第6章 アマデーオ降誕
第7章 ドラマの終わり
第8章 ウィーンの亡霊たち―陰謀・噂
第9章 モーツァルトの死
第10章 ドイツ語圏に家がない
フィナーレ アマデーオ、孤高の王国
アンコール だれがアマデウスを作ったか

著者等紹介

石井宏[イシイヒロシ]
1930年、東京生まれ。音楽評論家、作家、翻訳家。東京大学文学部美学科および仏文科卒。著書に山本七平賞を受賞した『反音楽史 さらば、ベートーヴェン』など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

trazom

59
モーツァルトが、生前、アマデウスと名乗ったことがないのは、ヤーンやケッヘルの時代には常識だったのに、その後、事実を曲げ、アマデウスという呼称を定着させようとした人たちがいる。それは(私の大嫌いな!)コンスタンツェであり、20世紀のモーツァルテウムを牛耳ったアインシュタインである。そのことを石井宏さんは的確に指摘している。石井さんのモーツァルト論は、いつも新鮮な発見がある。モーツァルトがクレメンス14世に会見した場にコロレード伯爵が臨席していたこと、父レオポルトの大学退学などは、初めて知る驚きの事実だった。2020/06/13

ぽてち

24
映画『アマデウス』によって、モーツァルトの名前は“ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト”とぼくの頭にインプットされてしまったので、今更“それは違う”というタイトルの本書を見て目が点になった。種を明かせば、生前モーツァルトはアマデーオ(もしくはアマデ)という名を使っており、アマデウスという名は彼の死後から使われるようになったらしい。なぜそうなったかは、本書を読んで納得できた。映画とは異なる本当のモーツァルトの姿がわかった気がする。2020/06/07

パトラッシュ

13
ウィーンはモーツァルト関連グッズだらけだ。彼の肖像画をつけた商品が土産物店にいくつあるか数えるのをやめてしまったほど。なのに生前のモーツァルトはウィーンの楽壇主流に認められず亡くなったとのイメージは映画『アマデウス』で確立した。そのモーツァルトが一度もアマデウスと自称していなかったとは。ドイツ音楽界が偉大なドイツ人作曲家がドイツ名を名乗らなった歴史を抹消したという推理はサリエリによる暗殺説よりスリリングだ。ただ遺憾ながら状況証拠と推測だけで、決定的な物証に欠けている。これが論告求刑なら有罪判決は出せない。2020/03/06

ヨハネス

6
モーツァルト本人は自分の名を「アマデウス」と書いたことはなかったなんて衝撃。モーツァルトあまり好きじゃないから知らなかったのか、あまりの不遇の人生が読めてよかったです。彼が子供の頃天然痘になったの知らなかったというか忘れてたというか。生きててくれてよかった。ヴィヴァルディがなぜ孤児院で音楽を教えたのか不思議だったけど、イタリアの港町にそういうわけで孤児が多い→教会に孤児院が付属、というのも初めて知りました。そして息子にジュスマイヤーと同じ名をつけた理由が、、恐ろしかった。2020/03/08

都人

4
50年来のモーツアルト音楽の愛好者として、大変面白く拝読した。著者は、音楽解説者として存じあげていたが、このことは初めて知った。2020/09/15

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