集英社新書ノンフィクション<br> 堕ちた英雄―「独裁者」ムガベの37年

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集英社新書ノンフィクション
堕ちた英雄―「独裁者」ムガベの37年

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  • サイズ 新書判/ページ数 254p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087210934
  • NDC分類 312.483
  • Cコード C0236

出版社内容情報

人種差別闘争の闘士から、腐敗した権力者に、そして最後は41歳差の妻の暴走をとめられず体制転覆、異国の地でひっそりと息を引き取った。
世界史上、独裁政権は枚挙に暇がないが、これほど絵に描いたような軌跡を辿った「独裁者」は類例を見ないだろう。
超長期政権、容赦ない粛清、ハイパーインフレ。名だたる独裁者のなかでもジンバブエの元大統領、ムガベの特異性は際立つ。
英雄はなぜ、独裁者となったのか。盤石の体制はなぜ、唐突な終焉を迎えたのか。
徹底取材でその世界史的意味を探った、最強の独裁者を追うノンフィクション。

◆目次◆
序章 あっけない幕切れ──37年に及ぶ支配
第一章 差別と独立──ムガベとの接触
第二章 アフリカの優等生──融和と略奪
第三章 経済崩壊──一五年続く就職氷河期
第四章 土地は誰のものか──白人との対立
第五章 妻への愛が身を滅ぼす──軍との対立
第六章 期待と失望──ムガベなき選挙
第七章 ムガベ待望論──根強い人気
終 章 マンデラとムガベ──英雄と独裁者

◆著者略歴◆
石原 孝(いしはら たかし)
1981年生まれ。朝日新聞ヨハネスブルク支局長。ロンドン大学東洋・アフリカ研究学院修士課程修了。
長く所属していた大阪社会部では、学校法人「森友学園」の小学校建設を巡る問題などを取材した。
共著に『子どもと貧困』『チャイナスタンダード 世界を席巻する中国式』など。
趣味は国内外問わず、旅行。「広い世界を見たい」と思い、記者を志した。

内容説明

事実上のクーデターによる辞任から、わずか2年で急逝した前ジンバブエ大統領、ムガベ。マンデラになれなかった男の実相に迫る。

目次

序章 あっけない幕切れ―三七年に及ぶ支配
第1章 差別と独立―ムガベとの接触
第2章 アフリカの優等生―融和と略奪
第3章 経済崩壊―一五年続く就職氷河期
第4章 土地は誰のものか―白人との対立
第5章 妻への愛が身を滅ぼす―軍との対立
第6章 期待と失望―ムガベなき選挙
第7章 ムガベ待望論―根強い人気
終章 マンデラとムガベ―英雄と独裁者

著者等紹介

石原孝[イシハラタカシ]
1981年生まれ。朝日新聞ヨハネスブルク支局長。ロンドン大学東洋・アフリカ研究学院修士課程修了。長く所属していた大阪社会部では、学校法人「森友学園」の小学校建設を巡る問題などを取材した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

skunk_c

50
初の黒人キャプテンを要する南アフリカの活躍を見ながら読了。隣国のマンデラと比較されることの多いジンバブエのムガベの評伝で、国際社会(特に白人社会)から目の敵にされる割に、国内での人気が衰えなかった事情に迫っている。白人の土地を強引に黒人に引き渡したため、農業生産が劇的に下がった指摘はあるが、必ずしもマイナスだけではないという意見も。また、激しいインフレーションについても割とあっさり記載。このあたりは「外圧」の存在をもう少し丹念に追って欲しかった。最後の妻の派手な金遣いはさすがに不興を買っていたようだ。2019/10/28

TATA

40
90年代半ば、マレーシアにバックパック旅行をしていたときに、欧州からの旅行者がジンバブエは素晴らしいところと言っていたのを思い出す。同国独立の父ムガベ。ハイパーインフレ、クーデターによる失脚と、氏の37年にわたる栄光と挫折。ムガベ氏の生き様も興味深く読めますが、何よりも著者のアフリカに関わっての仕事ぶりに新聞記者という仕事の魅力を垣間見れます。熱の入った筆です、良作。2020/02/25

terve

35
某動画サイトで黒歴史動画を拝見しその勢いで購入。ジンバブエをアフリカの奇跡と呼ばれるまで発展させた英雄がどう墜ちていったか、そして、独裁者とまで言われたムガベがなぜ今でも英雄扱いされているかを追った内容です。やはりといいいますか、長い間権力を持つことは碌なことにならないですね。とはいえ、底に墜ちた国は這い上がることができず、「ムガベの方がマシ」と彼を英雄にせざるを得ない現実がありました。また、白人社会と対立し必要以上に悪にされた側面もあり、立場の違いが人の評価を左右する恐ろしさを垣間見た気がします。2019/11/01

きいち

30
ジンバブエ独立の英雄、白人から土地を取り上げ分配したことで欧米から独裁者と扱われ、超絶インフレで経済崩壊のあげく最終的にはクーデターで失脚…でもムガベは、政権を失っても殺されはしなかったし、人気も根強い。南アフリカと違って農地改革を行い小規模自作農を創設、生産は落としたが格差が小さく犯罪発生率も低い。反対を押し切って農地改革やるには確かに強権が必要なのだろうし(日本も戦時中の案を占領軍で実現させてるんだものな)短期的には厳しくとも、長いスパンで見ると将来性があるのではないか。ほんと、一面的には見れないな…2019/12/09

神太郎

26
白人と黒人の差別をなくし、土地を取り返すために戦った英雄は、長い間権力を握り続けた結果、暴君になり下がり、国を崩壊させるまでに至った。身を引くタイミングを間違えた、欧米のダーリンになれなかったから、ダメだった。マンデラみたくしていれば。色々な意見が飛び交う。しかし、国民は彼をやはり英雄であり、なくなってもなお彼を求める所がある。知らず知らず私達も欧米側の見方に徹しており決して物事をフラットには見れていない事を痛感する。ムガベとマンデラの対比も面白い。対極的だが現実はどちらも苦しい実情なのが分かる。良書!2020/01/26

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