出版社内容情報
原発ゼロを強く訴え、「トモダチ基金」設立に奔走した小泉。表舞台から退いたはずなのに、なぜそのような活動を続けるのか。過去を振り返りながら、「決断のとき」に貫いてきたものを問う。初の回顧録。
小泉 純一郎[コイズミジュンイチロウ]
著・文・その他
常井 健一[トコイケンイチ]
編集
内容説明
小泉純一郎は政界引退後に、原発ゼロを強く訴え、東日本大震災の救援活動後に原因不明の病に伏した元アメリカ兵のために「トモダチ作戦被害者支援基金」を設立した。政治の表舞台から身を引いたはずなのに、なぜそんな活動をつづけるのか―。「変人」と呼ばれた元総理が三六年七か月の政治遍歴を辿りつつ、とことん自問自答した。若き日の挫折、「雑巾がけ」の毎日、師匠や盟友との出会いと別れ、角福戦争の裏側、連戦連敗の教訓、総理の座から見えた景色、抵抗勢力との暗闘、忘れられない外交場面、そして家族、未来…「決断のとき」に小泉が貫いてきたものとは。喜寿を前にして世に問う、初の回想録。
目次
序章 ルポ・「涙」のアメリカ訪問記
第1章 仁
第2章 義
第3章 礼
第4章 智
終章 「信」を問う
著者等紹介
小泉純一郎[コイズミジュンイチロウ]
1942年、神奈川県横須賀市生まれ。元首相、元自民党総裁。慶應義塾大学卒業後、ロンドン大学留学。72年、衆院選で初当選。2001年、第87代内閣総理大臣に就任。以後、五年五か月にわたり構造改革を指揮。09年、政界引退。東日本大震災後、原発ゼロ社会の実現を目指す講演活動を開始
常井健一[トコイケンイチ]
1979年、茨城県笠間市生まれ。ノンフィクションライター。ライブドア、朝日新聞出版を経て、オーストラリア国立大学客員研究員。2012年末からフリー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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