集英社新書<br> AIが人間を殺す日―車、医療、兵器に組み込まれる人工知能

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集英社新書
AIが人間を殺す日―車、医療、兵器に組み込まれる人工知能

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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087208900
  • NDC分類 007.1
  • Cコード C0204

出版社内容情報

AIの脅威として「雇用崩壊」を挙げる本が多く刊行されている。しかし真の脅威は、「職」を奪われることではなく、「命」を奪われることにある。ディープラーニングという革新的技術によりAIの思考過程はブラックボックス化した。そのためトラブルが起きても人間には修正できない可能性が高い。特に本書で取り上げる「自動運転」「医療」「兵器」の3分野は、一歩間違えば死に直結する。そしてこれらの分野で、すでに人間の判断が介在しないシステムが出来上がっている。知らぬ間に、我々の命がAIに委ねられているのだ。本書はその驚愕の実態を描く。著者は『AIの衝撃』がベストセラーとなった小林雅一氏。AIに関する著作は、同書の刊行以後、初となる。待望の新刊、登場!

内容説明

飛躍的な進化を遂げる人工知能(AI)。明るい未来が語られる一方で、「二〇四五年問題」などのAI脅威論も少なくない。しかし著者はむしろ、目前に迫る危機として、車、医療、兵器の三つを挙げる。共通するのは、私達の命に直結する分野であること。ここに今、最先端のAIが導入されようとしているが、中身の見えないブラックボックスであるうえに、ときに暴走の危険性をはらむ。AIの真の脅威が明らかに!

目次

第1章 AI脅威論の虚実(パターン認識の職種が危ない;二〇四五年問題と火星の人口爆発 ほか)
第2章 自動運転車の死角(死亡事故の現場検証;公道でのテスト走行が不十分だった ほか)
第3章 ロボ・ドクターの誤診(ワトソンとは何か;凄腕の医師ワトソン ほか)
第4章 自律的兵器の照準(対テロ用の自律的ドローン;第三の軍事刷新とは ほか)
第5章 スーパー・オートメーションの罠(原発事故を想定したロボットとは;悪戦苦闘の末に、人の共感を勝ち得る ほか)

著者等紹介

小林雅一[コバヤシマサカズ]
1963年、群馬県生まれ。作家・ジャーナリスト、情報セキュリティ大学院大学客員准教授。東京大学理学部物理学科卒業。同大学院理学系研究科を修了後、東芝、日経BPなどを経てボストン大学に留学、マスコミ論を専攻。帰国後、慶應義塾大学メディア・コミュニケーション研究所などを経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kinkin

81
サブタイトルに「車、医療、兵器に組み込まれる人口知能」と書かれている。人工知能AI、昔は輝かしい未来の象徴として期待されいたことが本当に実現しそうだ。しかしそこには自律的であるがゆえの懸念も多いと書かれていた。人が関わるべき決定という行為をAIが担うことの決定までの経緯、理由が分からなくなるということ。映画や漫画で描かれてきたAIの反乱もあり得るのではないかと感じた。スーパーオートメーションによって人は何をなすべきか。哲学という学問の関わりがとても重要になるように思った。2017/10/29

きみたけ

68
著者は情報セキュリティ大学院大学客員准教授で、作家・ジャーナリストの小林雅一氏。タイトルに惹かれて手に取ったものの、5年前の出版でやや古新聞のおもむきも残っていますが、きちんと調査した内容でそれなりに楽しめます。 飛躍的な進化を遂げる人工知能ですが、目前に迫る危機として「車」「医療」「兵器」の3分野を挙げています。そこに共通するのは、私達の命に直結する分野であること。特に「兵器」への転用は暴走の危険性をはらむだけに、人類の脅威となると警告しています。ダイナマイトや核のように平和的な利用を望むばかりです。2022/05/31

鱒子

64
AIは人間を押し退ける存在ではなく、サポートしてくれる存在。あくまで最終決定は人間の手によるし、責任問題も当然そこに帰結する——とまぁ、ここが現時点での落とし所なのでしょう。AIを使いこなす人間こそが現時点では最強。個人的には自動運転の自家用車の一般化を心待ちにしています。「やあキット」って、ナイトライダーやりたい!!2020/12/31

Twakiz

34
映画「ターミネーター」の世界,そう遠くなく現実になるのか?AI搭載のロボットがが診断も手術も人間の及ばない精度・スピードで行うようになったら,医者の仕事はなくなるの?AIの現状・しくみ(ここは難しくて自分には理解の外)今後について運転・医療・軍事の3分野から解説してくれる本.自己学習するAI,もはや人間勝てないですね.でもAIはペットボトルのふた開けられないのだと.AIがもたらす脅威は人間を殺すことでなく「人間性」を殺すことかもと結ばれる.子どもたちの時代は,どうなっているのかな.人間として,生きよう.2017/10/28

hk

22
『このhkというイケメン患者の病名は”ナイス欠乏症”。梅干しを眉間に張り付けておけば2日で完治』 AI診断ロボさまがこのように仰せられた場合、頭を痛めることとなるのが人間医師だ。そんな前例きいたこともない。だがAIさまが云っていることが人間の診断よりも正確無比なのは実績が雄弁に語っている。 「hkの眉間に梅干しを本当に張り付けるのか?」医師は論理と倫理のはざまで葛藤するはずだ。こうなるのもすべてAIが「その結論に至った理路」を説明できないことに起因する。本書はこうしたAIの課題をわかりやすく指摘している。2018/09/17

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