出版社内容情報
歴史の移ろいの中で朽ち果て、今は遺構だけを残すかつての名城。そこで起きたドラマを思い起こしながら、全国の城を旅する。観光客だらけな、コンクリート造りの城では物足りない“通"のための本。
山名 美和子[ヤマナミワコ]
内容説明
本書が扱うのは、何層もの天守閣がそびえる「国宝の名城」ではない。見事な構造を備えながらも朽ちていき、今は遺構を残すのみの場所だ。安土城、渋谷城、小谷城、今帰仁城、シベリヤチャシなど全国48選。
目次
「幻の名城」地図
第1章 これぞ幻の名城―石垣と土塁が語る戦いと栄華の址
第2章 大東京で探す「幻の名城」
第3章 櫓や石垣、堀の向こうに在りし日の雄姿が浮かぶ
第4章 再建、再興された天守や館に往時を偲ぶ
第5章 古城の風格をいまに伝える名城
第6章 北の砦チャシ、南の城グスクの歴史
巻末資料 日本の「城」とは何か
著者等紹介
山名美和子[ヤマナミワコ]
東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、東京・埼玉の公立学校教員を経て作家に。1994年、『梅花二輪』で第一九回歴史文学賞入賞。日本文藝家協会会員・日本ペンクラブ会報委員会委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ぽっぽママ
16
アイヌの砦あとから沖縄の城まで本当に列島縦断でした。ほとんど城跡物語になってしまうのが歴史の悲哀を感じさせる。地元名古屋城も改築予定で紛糾中。観光資源にしたい思惑をどこまで取り入れるか難しいところ。「幻の名城」にはしないで欲しいな。2018/03/25
Asakura Arata
1
城巡り面白そうだ。ランニングがひと段落したら、城巡りをしたいな。2017/05/20
スーパーサウスポーあさちゃん。
1
この本に載っている城で実際に行ったことがあるのは、小田原城、江戸城、豪徳寺、福岡城(阯)、五稜郭、首里城、熊本城 (さらに詳しいことはブログ記事化予定)2017/06/01