出版社内容情報
新左翼運動の熱狂と悪夢を極限まで考察した『テロルの現象学』の作者・笠井潔と、3.11後の叛乱の“台風の眼"と目される野間易通によるネット上の往復書簡。現代の蜂起に託された、時代精神を問う!
笠井 潔[カサイキヨシ]
野間 易通[ノマヤスミチ]
内容説明
七〇年安保闘争以来、およそ半世紀近くの時を経て、路上が人の波に覆いつくされた。議会制民主主義やマスメディアへの絶望が、人々を駆り立てたのか。果たしてそれは、一過性の現象なのか―。新左翼運動の熱狂と悪夢を極限まで考察した『テロルの現象学』の作者・笠井潔と、3.11後の叛乱の“台風の眼”と目される野間易通が、反原連、しばき隊、SEALDsを始めとする現代の蜂起に託された、時代精神を問う!
目次
第1章 「8・30」の光景を前に
第2章 雲の人たち
第3章 「何者かである私」と「何者でもない私」
第4章 国民なめんな
第5章 ピープルとネーション
第6章 レイシストをしばき隊のこと
第7章 大衆蜂起と結社
第8章 人々を路上へとドライブするもの
第9章 “2011”と「左翼」の終わり
第10章 Struggle For Pride
著者等紹介
笠井潔[カサイキヨシ]
1948年生まれ。作家・思想家。79年『バイバイ、エンジェル』で第六回角川小説賞を受賞
野間易通[ノマヤスミチ]
1966年生まれ。『ミュージック・マガジン』副編集長等を経てフリーに。首都圏反原発連合、レイシストをしばき隊、CRACに参画(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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