出版社内容情報
糖尿病診療30年の著者が、高血糖によって引き起こされる三大合併症や動脈硬化症の危険性、「新合併症」と呼ぶ、がんや認知症、うつ病、歯周病との関連性を解説し、予防法を提唱する。
福田 正博[フクダマサヒロ]
内容説明
健康診断などで、血糖値がすこし異常であると診断されたことのある人は少なくないだろう。しかし、それは「まだ異常ではない」という意味ではなく、「もう正常ではない」という非常に危険なサインなのだ。本書では、糖尿病診療三〇年の著者が、高血糖によって引きおこされる三大合併症や動脈硬化症の危険性、さらに「新合併症」と呼ぶ、がんや認知症、うつ病、歯周病との関連性を解説し、予防法を提唱する。また、糖尿病患者にとって、「夢の新薬か!?」と期待されるSGLT2阻害薬の効果など、糖尿病治療の最前線も紹介する。
目次
まさかの糖尿病宣告を受けてどう生きるのか
糖尿病治療最前線
あなたも糖尿病かもしれない
糖尿病の本質的な問題は合併症にあり
糖尿病を重とくにする4番目の合併症「動脈硬化」
新合併症1 糖尿病になると認知症発症のリスクが高い
新合併症2 糖尿病になるとうつ病発症のリスクが高い
新合併症3 糖尿病になるとがん発症のリスクが高い
新合併症4 糖尿病では歯周病のリスクが高い
「夢の新薬?」SGLT2阻害薬の効果と問題点
新薬登場で広がった選択肢と「インスリン」の今後
糖尿病は「腹やせ」で治せ
著者等紹介
福田正博[フクダマサヒロ]
1956年大阪府生まれ。医学博士。日本糖尿病学会専門医。大阪府内科医会会長。ふくだ内科クリニック院長。滋賀医科大学卒。大阪大学医学部老年医学講座(第四内科)入局後、ハーバード大学・ジョスリン糖尿病センターに留学。1996年に糖尿病外来専門の「ふくだ内科クリニック」開院(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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