出版社内容情報
話が下手な人は、何が間違っているのか? 白目が情報を発信する、まばたきは聞き手に伝染する……。認知科学の最新知見が明らかにするコミュニケーションの本質から、誰もが実践できる話術が明らかに。
野村 亮太[ノムラリョウタ]
内容説明
認知科学の最新知見が明らかにするコミュニケーションの本質は、驚きの連続だ。落語の科学的な分析で話し方のメカニズムを解き明かす研究者が、認知科学の基礎的な概念を分かりやすく解説するとともに、性格やハートの強さに影響されず誰もが実践できる話術の極意を伝える。話が下手な人は、何が間違っているのか?様々なシチュエーションを科学的に分析することで、現場に活きる合理的な話術を伝授する!
目次
第1章 話術と認知科学
第2章 観客(聞き手)の反応を感じ取る
第3章 見えをコントロールする
第4章 効果的に話す
第5章 舞台に立つ前に作る話の構造
第6章 準備した話の内容から話術の世界へ
第7章 間と場の定義と実証的研究
第8章 話し方実践講座
著者等紹介
野村亮太[ノムラリョウタ]
1981年生まれ。認知科学者。東京大学大学院教育学研究科・特任助教。東京理科大学大学院工学研究科博士後期課程。九州大学教育学部卒業、同大学院人間環境学府修士課程および博士後期課程修了。博士(心理学)。専門は、落語の間、噺家の熟達化。International Society for Humor Studies Conference Graduate Student Awards 2007、日本認知科学会2014年論文賞、各受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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