出版社内容情報
写真家の著者は第六一回(平成五年)の遷宮以前から伊勢神宮と神域を三〇年以上撮影してきた。その深遠な祈りの世界と、二度の遷宮の記録をここに公開。一般公開されていない神域、神事写真多数。
内容説明
平成二五年、第六二回神宮式年遷宮が行われた伊勢神宮。写真家である著者は前回の第六一回(平成五年)の遷宮以前から伊勢神宮と神域を三〇年以上にわたり撮影してきた。その深遠な祈りの世界と、二度の遷宮の貴重な記録をここに公開する。遷宮はなぜ一三〇〇年の長きにわたり続いてきたのか?さまざまな祭り、儀式はいかに伝えられてきたのか?一般には公開されていない数々の神域と神事の写真をまじえ、全国からの参拝者が絶えず、人々をひきつける伊勢神宮の魅力に迫る。
目次
序章 神宮との出会いと森
第1章 神界
第2章 御正殿と別宮、摂末社
第3章 年中の神事
第4章 式年遷宮
終章 遷御の儀を終えて
著者等紹介
石川梵[イシカワボン]
1960年生まれ。写真家、ノンフィクション作家。フランスAFP通信社カメラマンとして政治、経済、スポーツ、戦争などを取材。世界の主要新聞、雑誌で作品が掲載される。独立後はフリーランスとして「祈り」をテーマに世界各地で撮影を行う。写真集『THE DAYS AFTER東日本大震災の記憶』(飛鳥新社)で日本写真協会作家賞、『海人』(新潮社)で写真協会新人賞、講談社出版文化賞を受賞
河合真如[カワイシンニョ]
1955年生まれ。神宮禰宜。公害問題に直面して自然との共生思想をもつ神道に共感し、1973年に神宮研修所に入学。1975年より神宮に奉職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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