出版社内容情報
コミックス累計3億冊を超えた超人気漫画の巻六十一から巻七十までの名言を、「冒険」「英雄」「呪縛」「未来」「超越」のテーマ別に100点セレクトした名言集。解説は思想家、内田樹氏。
内容説明
一九九七年に「週刊少年ジャンプ」で連載が始まった『ＯＮＥ ＰＩＥＣＥ』は、二〇一〇年の第五九八話より第二部が幕を開けた。本書は巻六十一巻から巻七十までの“魚人島”編と“パンクハザード”編で語られた言葉を、「冒険」「英雄」「呪縛」「未来」「超越」と五つのテーマ別に選んだ。人間と魚人の深刻な争いの歴史、悪用される科学の脅威といった、『ＯＮＥ ＰＩＥＣＥ』の中でもダークな色彩の二編から生まれた百の言葉は、漫画の世界を超えて現代を照らし出す。
目次
序章 冒険の言葉
第１章 英雄の言葉
第２章 呪縛の言葉
コラム コトバの沸点
第３章 未来の言葉
第４章 超越の言葉
解説 街場の『ＯＮＥ ＰＩＥＣＥ』論３―「生きるもの」の側に与し続けるという真理（内田樹）
著者等紹介
尾田栄一郎［オダエイイチロウ］
１９７５年熊本県生まれ。漫画家。「週刊少年ジャンプ」誌で活躍中。代表作は『ＯＮＥ ＰＩＥＣＥ』巻一～巻七十三（ジャンプ・コミックス）
内田樹［ウチダタツル］
１９５０年東京都生まれ。神戸女学院大学名誉教授。思想家・武道家。専門はフランス現代思想、武道論、映画論など（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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鯖
12
ワンピ関連の本を二冊買うとボックスが貰えるよ、とのことでそれ目当て。巻末の内田先生の解説のためだけに買いました。日頃からワンピ好きだなあ、すごい好きだなあと思っていることを、すっきりと端的な言葉で表してもらえる。すごくありがたい。海賊団の船長に必要なのは強さではなく、人たらしの能力だよなあと思う。自分とは絶対的に異なる仲間たちにどれだけ委ねられるか。ルフィのこれからの冒険も楽しみです。…後、ずっと思ってるんだけど、海賊の割に海戦要素が少ないので、海戦増えるといいなあ。2014/06/07
aoneko
8
ONE PIECE の中でもダークな色彩の二編から生まれた百の言葉を集めたもの。なるほど、ONE PIECE がここまで支持される理由。「あなたなしでは生きられない」故に強いルフィ。「そのつど完全に満たされている」が故、良い意味で隙がないパーティ。「あなたの助けが必要だ」という言葉を交わし合う関係、そういうネットワークの中に身を置くものの強さ...と、途中から段々と身体論に行く解説も面白い。2014/11/25
すみけん
4
最近の巻からの出典になっているので、よりリアルに読めた。シーンを思い出しながら読むと、一言でも胸を打つ言葉がちりばめられている。内田先生の解説もいい感じ。「あなたなしでは生きられない」、自分の足りない所を補ってくれる人間関係、組織のあり方まで、けっこう深く掘り下げてくれている。あの先生もワンピース好きやね。 2014/03/13
ちーちゃん
4
いつも思うけど｢名言｣って 物語や登場人物､過去やその時の状況が分かってないと 名言だって思えないよね｡こういうの読むの好きだし､知ってるから読んでて楽しいんだけどね｡2014/03/07
三崎口@ネットつないだら本格復帰します
3
前に出た2冊と比べると、ちょっと薄い。出すの早すぎたかもね。前のが売れたから出しちゃった感丸出し2014/07/20
