集英社新書<br> 人と森の物語―日本人と都市林

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集英社新書
人と森の物語―日本人と都市林

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  • サイズ 新書判/ページ数 216p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087205992
  • NDC分類 653
  • Cコード C0226

出版社内容情報

「緑」の日本地図をつくりあげる
日本では、日常生活の必要性と密接に結びついた森作りが、はるか昔から行われてきた。そうした都市林の成功例を訪ねて、北海道から沖縄まで日本列島を縦断。ドイツ文学者・池内紀のエッセイ。

内容説明

日本では近年、「ふれあい」「こころ」「癒し」等の、どこか空々しいキャッチフレーズとともに、次々に新しい森が生みだされている。しかし、こうした自然回復の営みは、はるか昔から、生活の必要性と、より密接に結びついた形で試みられていた。酒田の人々は、荒涼たる沿岸の砂地に、江戸時代半ばから南北四〇キロの松林を作り上げた。ユンカーに憧れた成り上がり華族とその末裔たちは、地元の水路事業を引き継ぎ、那須野が原の砂礫地を良林に変えた―。北海道から沖縄まで列島を縦断し、土と森と人間を信頼した森づくりの実例を訪ねた、ドイツ文学者・池内紀の新境地。

目次

甦りの森―北海道苫小牧
クロマツの森―山形県庄内
匠の森―岩手県気仙
鮭をよぶ森―新潟県村上
華族の森―栃木県那須野が原
王国の森―埼玉県深谷
カミの森―東京都明治神宮
博物館の森―富山県宮崎
祈りの森―静岡県沼津
青春の森―長野県松本
庭先の森―島根県広瀬
銅の森―愛媛県新居浜
綾の森―宮崎県綾町
やんばるの森―沖縄県北部

著者等紹介

池内紀[イケウチオサム]
1940年兵庫県姫路市生まれ。ドイツ文学者、エッセイスト・著書に『諷刺の文学』(亀井勝一郎賞)『海山のあいだ』(講談社エッセイ賞)、『ゲーテさんこんばんは』(桑原武夫学芸賞)など。訳書にゲーテ『ファウスト』(毎日出版文化賞)、『カフカ小説全集』(日本翻訳文化賞)など。旅のエッセイも多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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やすらぎ

130
ドイツ文学者池内紀の新境地、緑の日本地図をつくる、と本の帯に書かれている新書。人が守った森、人が壊した森、人と森の物語。全国15箇所の連載オムニバス。…甦った苫小牧の森。土地を守った庄内クロマツの森。鮭を呼ぶ村上の森。神の森、明治神宮。その他、気仙沼、那須野が原、深谷、沼津、松本、新居浜、やんばる、富山県宮崎、和歌山県田辺、島根県広瀬、宮崎県綾町を紹介しています。それぞれに多様な森の景色が浮かぶ。…本書は個人的に、深い森の自然と共生する人の話というより、森と人の歴史の物語なので、少し難易度が高かったです。2021/08/09

やす

5
地域の人々に大切に守られてきた森のお話。 現代における、人と森の理想的なあり方について学べた。2023/06/05

ニック肉食

2
紀行文になるのかな?歴史を絡めて書いてるので、色々と知る事ができる。気仙沼の話が一番興味深く読めた。2015/02/28

yamakujira

1
北海道から沖縄まで、15ヶ所の森を訪ねた紀行文集。気仙沼の森、匠の森が震災の被害をうけたことが触れられている。なにげない紀行文が震災前の記録にもなるとは。津波の爪痕を思うとぞっとする。 (★★★☆☆)

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