集英社新書
子どもの脳を守る―小児脳神経外科医の報告

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  • サイズ 新書判/ページ数 206p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087203943
  • NDC分類 493.94
  • Cコード C0247

内容説明

虐待のメカニズム、脳腫瘍、水頭症治療、出生前診断の問題まで、子どもの脳をめぐる医療の最前線を具体例で紹介。子どもたちのためのあるべき医療、家族のありかたを考えていく。

目次

第1章 虐待で運び込まれる子どもたち
第2章 子どもの脳は弱くて、強い
第3章 満たされない心が虐待へ向かう
第4章 子どもは一人の人間であるという視点
第5章 子どもの死と向き合う親から教えられたこと
第6章 死へ旅立つ子どもや親が残してくれたもの
第7章 生まれる前に病気がわかること
第8章 障害児を持つ母親たちに寄り添って
第9章 女性医師と医療の現場

著者等紹介

山崎麻美[ヤマサキマミ]
1950年兵庫県生まれ。国立病院機構大阪医療センター副院長、大阪大学医学部脳神経外科臨床教授。京都府立医科大学卒業後、国立大阪病院小児科を経て、同病院脳神経外科医として勤務。96年から一年間、米国ケース・ウェスタン・リザーブ大学に留学。先天性水頭症の研究が専門。また、女性医師の働く環境改善についても尽力(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

活字の旅遊人

1
大事な視点。

bittersweet symphony

0
著者は遺伝性の水頭症を専門とする脳神経外科医の方です。前半は虐待による乳幼児の脳への障害・後遺症について、後半は脳に疾患を持った子供とその家族のドキュメンタリー的な文章というのが大枠です。前半に出てくる社会学的な考察は若干煮詰めきれてない印象(まぁ専門外ではありますね)、後半のドキュメンタリーは往々にして一番物事の本質をつくところがあるので個人的にはこのセクションで一冊にまとめたほうが良かったと思います。2007/06/09

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