集英社新書<br> 安心報道

集英社新書
安心報道

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 236p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087200140
  • NDC分類 699.64
  • Cコード C0236

内容説明

阪神淡路大震災、神戸須磨区の連続児童殺傷事件。この衝撃的な災害と事件を、報道の現場で体験した著者。被災者や、事件がおきた地域の住民にとって、本当に必要な報道とは何だろうか?ただ「大変だ!」と騒ぎたてるだけの報道、興味本位で演出過剰な不安をあおる報道に何の意味があるのか?地域報道キャスターならではの視点で、現在もいろいろな形で繰りひろげられる“報道合戦”の是非を問い、「安心報道」とメディア・リテラシーの重要性を熱く説く。

目次

第1章 大震災発生…全国・世界に発信
第2章 被災者のための放送を
第3章 「安心報道」と「心の救援」
第4章 神戸・連続児童殺傷事件
第5章 市民のためのメディアに

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

西澤 隆

6
序盤で紹介される「重大災害時にメディアは積極的に安心情報を伝えるべき」という問題提起。不安を煽るのではなく、必要以上の楽観論はまずいがその情報にちょっと安心できるようなことを伝えなければいけない。それがたとえ「つまらない」放送だとしても。この問題提起を阪神淡路大震災の後に地元U局・サンテレビのひとがしているが、その後のいくつかの大震災や最近のコロナ禍の日々にそれが生かされているかといえば煽り寄り添わない報道はかえって加熱している。四半世紀もたっているのに。四半世紀もたっているのに。四半世紀もたっているのに2022/10/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/2625250
  • ご注意事項

最近チェックした商品