出版社内容情報
直木賞作家・東山彰良が描く〈AIと悪魔〉の〈心と魂〉を巡る冒険譚、開幕!
装画は、悪魔的な美しさの絵でマンガファンを魅了する『イノサン』の坂本眞一!
「マニピュレイテッド」と呼ばれる人型AIが自由に往来する近未来。自由都市サン・ハドクには、人とマニピュレイテッドと、そして悪魔が生きている。近年、悪魔が仕業の事件が多発し、一方で、人間によるマニピュレイテッド狩りが横行していた。マニピュレイテッドの射撃手・ユマは、聖書型の悪魔アグリとともに、悪魔祓いを生業としている。悪魔を狩って〈地獄の扉〉の手がかりを探し、魂を得るためだ。
ある日、二人のもとにシオリという女性シンガーの護衛依頼が舞い込む。シオリの歌はマニピュレイテッドに対する憎しみを掻き立てると噂になっており、そんな彼女をコンサートまで守ってほしいというのだ。ユマとアグリは、女性マネージャーのルピタとともにシオリを襲撃から守り、マニピュレイテッド狩りと悪魔が関わる事件を捜査するなかで、驚きの事態に遭遇し…!?
人の心を理解し始めるAIと、人の魂を堕落せさようとする悪魔…二人の冒険が始まる!
内容説明
「マニヒュレイテッド」と呼ばれる人型AIの射撃手・ユマ。“魂”を得るために、聖書型の悪魔・アグリと契約し、“地獄の扉”の手がかりを追っている。ユマとアグリは、魂に迫るような悲しい歌声を持つ歌姫・シオリと関わるうちに、人とAIと悪魔の、悲劇的事件に遭遇し…。心を理解し始めるAIと、魂を堕落させようとする悪魔。人ならざる者たちの、地獄を探し求める冒険が幕を開ける。
著者等紹介
東山彰良[ヒガシヤマアキラ]
1968年台湾生まれ。第1回「このミステリーがすごい!」大賞銀賞・読者賞を受賞し、03年『逃亡作法 TURD ON THE RUN』でデビュー。15年『流』で直木賞、16年『罪の終わり』で中央公論文芸賞、17年『僕が殺した人と僕を殺した人』で読売文学賞など、数々の賞を受賞
坂本眞一[サカモトシンイチ]
漫画家。『孤高の人』で第14回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。『イノサン』で第17回文化庁メディア芸術祭マンガ部門審査委員会推薦作品に選出、第18回手塚治虫文化賞読者賞ノミネート、マンガ大賞2015第7位に輝く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
ハスゴン
rosetta
kou
よみ