出版社内容情報
書き下ろしエピソード「ボストンテリアと下水道のワニ」を加えた新装版!!
ジョン・F・ケネディ空港から見えたNYは黄砂に覆われている。 私―モハメド・アヴドゥル―の目的は、マンハッタン島にひそむという、一匹の野良犬を捕獲することだった。ある"恐ろしい男"より先に。 野良犬は、珈琲味のチューインガムが好物らしく、不思議な力で盗みとる。犬種はボストンテリア。その犬の名は『イギー』......。間違いなくスタンド使いだ。
『ジョジョの奇妙な冒険』第3部の前日譚を乙一が小説化!! イギーとアヴドゥルの出会いが描かれる!!
「ボストンテリアと下水道のワニ」
マンハッタン島の下水道には、ひそかにワニが暮らしていた。
ワニは野良犬、そして人間を、スタンドで下水道に誘いこんで食べていた。
ある日、一匹のボストンテリアが下水道を訪れる。
ワニは知ることになる、こいつはこれまで食べてきた犬とは違う……。
NYの地下で、犬とワニとのスタンドバトルがはじまろうとしている――。
【目次】
内容説明
ジョン・F・ケネディ空港から見えたNYは黄砂に覆われている。私―モハメド・アヴドゥル―の目的は、マンハッタン島にひそむという、一匹の野良犬を捕獲することだった。ある“恐ろしい男”より先に。野良犬は、珈琲味のチューインガムが好物らしく、不思議な力で盗みとる。犬種はボストンテリア。その犬の名は『イギー』…。間違いなくスタンド使いだ。乙一によるJOJOノベライズ、新エピソード「ボストンテリアと下水道のワニ」を収録したリサイズ版!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
塩餅@ていふじょぉ〜
22
ジョジョの中でもイギーが一番好きだから、本出てて嬉しい2026/01/11
Gemi
15
知ってる人にしか楽しめないこの本。コーヒー味のチューインガムの匂いが漂ってきそう。そう、主役はザ・フールのスタンド使いイギー。ジョジョ第三部、途中から承太郎たちの仲間になるボストンテリア、犬である。今作はその前日譚でアヴドゥルとの出会いの物語。ニューヨークで野良犬のボス的な存在だったイギー。自由気ままに生きていたところに現れたアブドゥル。紆余曲折あり捕獲される。当時キャラやスタンド名の由来となるアーティストを色々聞いていた。イギー・ポップのアルバムを買って聞いた時の衝撃たるや。イメージと違った。(笑)2025/09/19
END
12
『The Book』以来の乙一だー!きちんと『ジョジョ』を小説の中に取り込んで自分のモノにしている感じがした。スタンドのバトルは単純に力強くではなく頭脳戦の部分が大きく乙一の作風にピッタリ。安易にイギーを喋らせたりしないであくまでも三人称で描いている部分も良かった。「ボストンテリアと下水道のワニ」は本編では活躍が少なかったイギーのスタンドバトルが描かれていて面白い。2025/07/17
numno1
9
乙一先生とJoJoの超久々のコラボ。舞台も第3部ととこれまた懐かしい。JoJo一行に加わる前のイギー、こんな感じだったんでしょうね。原作を意識した描写がところどころにあるんですが、その際にマンガの当該描写のコマが挿絵として挿入されるのもサービス満点で良かったです。2025/07/26
新天地
5
題名の通り主役はイギーだが表題作は、生い立ちとその両親の生き様が描かれるアヴドゥルの方が主人公感がある。人生が暗闇の荒野なら進むべき道を切り拓くのは各々の覚悟であるが、その道に光を照らす存在が必要な時もある。それがアヴドゥルにとっては両親だった。そしてアヴドゥルもまたイギーにとっての道を照らす光になろうとする姿に胸を打たれた。『ジョジョ』本編での彼らの活躍と運命を知っていて、その意志や行動は決して滅んでいないからこそ、本作で描かれるDIOの脅威から守り立ち向かう為のアヴドゥルの優しさが素晴らしかった。2025/07/22




