ＪＵＭＰ ｊＢＯＯＫＳ ジャックジャンヌ―ユニヴェール歌劇学校と月の道しるべ

石田 スイ【原作・イラスト】/十和田 シン【小説】

集英社（2022/11発売）

• サイズ B6判／ページ数 452p／高さ 19cm
• 商品コード 9784087035261
• NDC分類 913.6
• Cコード C0293

出版社内容情報

石田スイ×十和田シンが描くSLGが小説に！！

演劇の世界に魅せられる少女・立花希佐。希佐の兄・継希は彼女の憧れだ。演劇の道を志す者なら誰しもユニヴェール歌劇学校の門を叩くことを夢見ている。
継希はユニヴェールの至宝と謳われたジャックエース。いつか彼と同じ舞台に立つことができたら……夢見る希佐だったが、継希がある日、忽然と姿を消した。
やがて自身の夢へ手をかけるため、希佐はユニヴェール歌劇学校へ入学することになる。
しかし、ユニヴェールは男子だけが入学できる学校……少女は少女であることを隠し、少年を演じることになる……。
本編新人公演までを大ボリュームでおくる！！

【著者略歴】
小説・十和田シン
福岡県出身。ノベライズ作家、シナリオライター。別名義である十和田眞の名前で『恋愛台風』を執筆、小説デビュー。
『NARUTO』『東京喰種』シリーズの小説を担当、SLG『ジャックジャンヌ』シナリオを実弟・石田スイ氏と執筆。
また、奥十の名前で漫画家として活動する。コミックス『マツ係長は女オタ』発売中。

原作・イラスト 石田スイ
福岡県出身。2010年、第113回MANGAグランプリにて「東京喰種」が準優秀賞を受賞。
2011年9月より、同作を週刊ヤングジャンプにて連載開始。同作品はTVアニメ、ゲーム、舞台、実写映画など、さまざまなメディア展開をみせる。2014年10月より新章「東京喰種:re」の連載を開始。2018年7月に連載終了。

内容説明

演劇に魅せられる少女・立花希佐。彼女が夢見るのは、男子のみが入学できるユニヴェール歌劇学校の舞台。失踪した兄・継希がかつて立っていた場所だ。諦めかけていた夢は、しかしある日叶うことに。希佐は少年を演じ、兄と同じユニヴェールへ入学することになった―。少年歌劇ＳＬＧ『ジャックジャンヌ』が小説で再構築！！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[サケ太]

ゲーム未プレイ。読み切りや公式サイトは見ており、話の筋自体は好みだったので購入。ゲーム的な会話部分は仕方がないとして、やはりみんなで協力しつつ舞台を創り上げていく流れが好き。先輩たちや少ししか出ていないが、個性豊かな他クラスの生徒たち。これは全部読みたくなる。本編を全部ノベライズして頂けないか、全部買うので。そう感じる。

2022/11/22

[ぱんだ]

ゲーム本編の新人公演までをノベライズ。 ゲームプレイ済みの身なので知ってる内容を読んで楽しめるかな？と不安もありましたが、とても良いノベライズでした。ゲームの補足にもなるし、ゲームを遊んでいない人が読んでもスッと入ってきそう。

2022/11/19

[由貴]

ゲーム本編の新人公演までを描いているけれど、ゲームプレイ中に聞いた音声がそのまま脳裏によぎるほどゲームそのままのところもあれば掘り下げられているところもあって楽しく読めた。夏劇のあれはやっぱりミスリードってことでいいのかなぁ…？行方の知れない立花継希はもちろん、借金を抱えているらしき父親もずっと謎だったけども新たに母親もどんな人なのか気になってきてしまった

2023/04/27

[hallelujah]

入学から新人公演まで。キャラの心理描写が丁寧に描かれているが、ゲームのストーリーをなぞっているので既プレイだと新鮮さはないかな。でも、十和田さんのストーリー構成好き。ゲームでは継希兄の失踪に関してあまり触れられないが、小説での心理描写では何度か触れられている。スズくんの寝坊で必死に探す際の心理描写とか。兄を積極的に探していないのは察するものがあるからなのかな。進路など決まった状態での失踪ぽいけど、一体何に病んだんだろか…。

2022/12/09

[かめきち]

人生で出会えて良かったジャックジャンヌ

2023/09/20