出版社内容情報
『BLEACH』に成田良悟が挑む!!
無間からの脱獄囚、『八代目剣八(けんぱち)』、何百人から成る群体の『十刃(エスパーダ)落ち』、死んだはずの『十刃』そっくりな男、そして十一番隊…。彼らの闘争に巻きこまれたドン・観音寺(かんおんじ)に、活路はあるか…!!
内容説明
痣城剣八、シエン、そしてピカロの目的は「仮面の女」ロカだった。彼らの前に立ちふさがる十一番隊。4者の戦いは渦を巻き、舞台は空座町へ…!!最新鋭の軍事兵器と斬魄刀が交差する戦火の中、ドン・観音寺はロカを守るため、石田雨竜と共に愛車「ジャンヌダルク」を駆る!成田良悟が描く、狭間の物語、後編。
著者等紹介
久保帯人[クボタイト]
1977年6月26日・広島生まれ。1996年にデビューし、2001年より週刊少年ジャンプ誌上にて「BLEACH」連載を開始
成田良悟[ナリタリョウゴ]
2002年、「バッカーノ!」にて電撃ゲーム小説大賞・金賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひめありす@灯れ松明の火
21
ほわーっと、思ったよりもよかったです。虚如雨露が以外とお気に入りだったり、そうでもなかったり。十一番隊の日常が好きだったり。鈍感音痴さんの語られなかったヒーローっぷりが素晴らしかったり。そう、誰が見ていなくとも英雄は英雄で、隠れている時だってちゃんと英雄をしているのです。主人公という歯車が外れた世界、軋みながら、誰の目にも映らぬ侭日常は動き続けている。主人公の歯車が絡んでも、その裏にある語られなかった物語を、もう一つの物語がなくなる訳じゃない。内にしっかりと包みながら。その精神は、永遠に『あなた』と共に2012/08/02
シン
16
S評価。 ツボった。 物語の構成が見事。 原作の色んな要素を大量に入れつつ、 それでいてオリジナルの部分が物語的に良く出来てる。 これは凄いわ。 500Pだが一気に読める。 決着までの流れはホント好き。 ここの熱量よ。 昔は嫌いだったこういう泥臭い熱さについ涙してしまう。 ドン・観音寺カッコ良すぎだろ。 厨ニ魂に火がつくわ。 エピローグも素敵。 「私の使命は涙する者に手を差し伸べ 子供たちに勇気というものを示してみせる事だ! …そして彼女は私が救うと決めた ただそれだけの単純な話だ」2017/08/17
連華@R I Oの親友
10
斬魄刀が人間になってるとこ始めてみた!2023/05/13
かんちゃん
9
間違いなくBLEACHなんだけど、同時に成田良悟の作品として完成しているのがすごい。伏線の独自回収や最終章への橋渡しとなり、スピンオフ作品として以上の意味を持ってきそうな、そんな期待感を持たせてくれる良作でした。それにしても、ピカロや剣八の特性は成田さんの作品群でもしばしば見かけるもので、「ああ、この人だからこういう回収が出来たんだ」と。久保先生の挿絵が、ラフスケッチ風なんですが、超格好良かった。2012/06/22
秤
8
前半に続き…後半も面白い!!! ドン・観音寺が後半ではかなり活躍してましたね(そりゃあ…主人公ですもんね) 後半でかなり好きだった場面は…グランツ兄弟の過去とかかな。ザエルアポロが初代0十刃なのは驚いた。それと、ウルキオラの第二解放を知ってる(正確には知った)存在がいたのも驚いた。 ロカ・パラミアは「最強」と言っても過言ではないですね。でも弱点も色々ありましたが…。 原作がこの物語に影響を受けて、この物語の「その後」とかも書いてくれるんでしょうか…。見てみたい!!そして、この物語を漫画でも見て見たい!2012/06/20
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