内容説明
炎を操る少女・フレデリカ。両親との悲しい記憶をたどり、行き着いたのは、神戸。かつて自らが燃やしたはずの家だった…。“紅蓮の女王”誕生の秘密がここに明かされる!!本編では読めなかった秘蔵エピソードを多数収録した大人気漫画の初小説化。
著者等紹介
岩代俊明[イワシロトシアキ]
『みえるひと』を週刊少年ジャンプに掲載しデビュー
SOW[SOW]
jNGP’08Spring小説フリー部門銀賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
咲庵@しあわせ運べるように
6
表題作以下数編の短編集。サイドストーリー感が非常に強いが、どれもなかなか面白い。表題作のフレデリカの話で少しホロリときてしまった。2010/09/04
ロック
5
原作12巻後に読むと丁度良い内容になっていると思います。ヒロイン雨宮の別人格アビスに振り回されるデート回やパイロキネシスであるフレデリカの悲しき過去、祭先生と景虎の出会いなど、本編ではチラッとしか明かされなかった話が4つ書かれているので本編をより楽しめるように補完出来ると思いました。またジャンプノベルは初めてでしたがとても読みやすかったです。2022/06/19
柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中
4
マンガがちょっとあまりに唐突にというか、あっさりと最終回を迎えたので、ノベライズの外伝を読んでみると、マンガの雰囲気がよくでていてなかなかいいですね。祭と影虎の出会いが、なんだか雰囲気ぴったりでこの中では一番お気に入りのエピソードですね。2011/03/23
黒猫子
4
ダレモアタシヲリカイシテクレナイ////ま、こんなカンジでびしっとキメる!手加減は忘れないようにね////はぁ?忍びこんだとは人聞きの悪い、私はどこぞの美人女怪盗だ。別におかしなことはしていない。正面玄関から入って普通にここまで歩いてきた////この世に望まれぬ生などありはしない。たとえ世界中の人間に悪魔と呼ばれたとしても、親だけは最後まで愛するものじゃ……////その出会いはただの偶然だけど、それはとても幸福な偶然。2010/10/30
シータ
4
本編では語られていない箇所のため、どの話も原作ファンとしては満足できた。影虎さんかっけぇ!2010/10/26