出版社内容情報
大正×鎌倉×女子寮のシスターフッド!
時は大正。
鎌倉にある寄宿制の藤見女学校において、地味で目立たない文学少女の早都子は、美しい転入生の夢乃とルームメイトになった。
母の情人『セイさん』の援助で入学したが、良家の子女ばかりの中で孤立していた早都子と違い、財閥令嬢の夢乃は苦労知らずの我儘娘。ひそかに書いていた小説を勝手に読まれ、いきなり大喧嘩をしてしまう。
だが、小説の存在が教師に知られ、同級生たちの前で窮地に立たされた早都子を救ってくれたのは夢乃だった。
実は夢乃の転入には事情があり、彼女もまた孤独や苦悩を抱えていた。次第にお互いを理解するようになった二人は、息苦しい家庭から離れた場所で夢を語り、友情を育んでいく。
しかし、運命は少女たちに残酷な試練をもたらし――果たして、早都子と夢乃の友情の行方は…?
【目次】
内容説明
鎌倉にある寄宿制の藤見女学校に、母の情人の援助で入学した早都子だが、まわりは良家の子女ばかりで孤立していた。最終学年のある日、帝都の財閥令嬢・夢乃が転校してきて、寄宿舎のルームメイトになる。我侭で苦労知らずな夢乃に初めは反発するものの、思わぬ共通点を知って歩み寄っていく二人。だが、友情を育む少女たちには、それぞれ試練が訪れ…!?
著者等紹介
香月せりか[カヅキセリカ]
2008年度ノベル大賞佳作を受賞後、コバルト文庫などで活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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よっち
23
時は大正。鎌倉にある寄宿制の藤見女学校において、地味で目立たない文学少女の早都子は、美しい転入生の夢乃とルームメイトになる大正×鎌倉×女子寮のシスターフッド小説。母の恋人セイさんの援助で入学したものの孤立していた早都子が、苦労知らずの我儘娘で財閥令嬢の夢乃と、徐々にお互いに息苦しい家庭から離れた場所で夢を語り友情を育んでいく展開で、明らかになる意外な繋がりは何とも皮肉な構図でしたけど、思わぬ事件が起きて関東大震災にも遭い離れ離れになってしまった2人が、波乱万丈の人生の末に再び夢で繋がる素敵な物語でしたね。2026/02/19
栗山いなり
9
大正時代の日本が舞台の鎌倉の女学校で二人の少女が友情を育む物語。いやー主人公二人の境遇が結構やばいと思ったのと王道ながらも良質な友情物語だったというのが正直な感想。多分今年初めてのダークホースだった2026/03/10




