出版社内容情報
音大生の結衣は、バイオリンをやめようかと落ち込んでいた時、スープ屋『まにまに』に迷い込む。とあるスープに出会ったことで、気持ちに変化が…。そしてお店でアルバイトをすることになり!? 店長は無愛想でどこか謎めいた男性。お店には何かを抱えたお客さんが来て――。二人の音大生、母と娘、会社員と恋人など、それぞれの視点で描く、8つの連作短編を収録。
美味しいは、魔法だ。
「まにまに」のスープには
たくさんの野菜と、
思いやりが詰まっている。
これは、すぐそばにある幸せに
気づかせてくれる
心をほぐす一杯のスープの物語。
【目次】
内容説明
音大生の結衣は、バイオリンをやめようかと落ち込んでいた時、スープ屋『まにまに』に迷い込む。とあるスープに出会ったことで、気持ちに変化が…。そしてお店でアルバイトをすることになり!?店長は無愛想でどこか謎めいた男性。お店には何かを抱えたお客さんが来て―。二人の音大生、母と娘、会社員と恋人など、それぞれの視点で描く、8つの連作短編を収録。
著者等紹介
柴野理奈子[シバノリナコ]
7月12日生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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よっち
24
わだかまりを抱えたお客さんがスープ屋『まにまに』にやって来てこだわりのスープに出会い、気持ちに変化が訪れる連作短編集。新人演奏会のオーディションに落ちた大学生、恵また環境でも演奏に楽しめなかった同級生が気付いたこと。平凡だった家庭に起きた娘の突然の変調に驚く母と娘のすれ違い。同棲を始めてズボラをひた隠しにする女性と、恋人が秘めていた想い。失敗続きだった人生の転機と無愛想な店長の過去など、対比させるように描かれる構成の中で『まにまに』との出会いをきっかけに踏み出したそれぞれの新たな一歩が印象的な物語でした。2025/11/20
栗山いなり
6
スープ屋『まにまに』を中心に展開されるスープとパンと人間達が織りなす物語。スープ屋が舞台という事で宝島社文庫の『スープ屋しずく』シリーズを思い浮かべたけど読み終えて思ったのは実に優しい物語だという事だった。読んで実にいい気分になれた作品だった2025/12/27
鴨の入れ首
5
2025年刊11月刊。小さなスープ専門店を訪れた訳あり客を描いた8篇の連作短編小説集です。客たちの人生の転機に出会った1杯のスープをきっかけに、わだかまりがほぐれて前に進む様子に、読んでいる方も癒され元気を貰った気がしました。作中のスープが美味しそうなので、ポトフとかブイヤベースとかを作ってみたくなります。読んでてとてもほっこりしました。2025/12/16
らんちゃん
4
☆☆☆☆2025/12/11
あるぱか
3
スープというか汁物が好きなので、タイトルに惹かれました。色々なスープが登場して美味しそうなのはもちろん、連作短編が優しいお話ばかりで癒されました。主役の女の子の方がちょっおせっかいすぎる感じもしますが、2人合わせると凸凹コンビみたいでちょうどいいのかなと。2026/01/12




