出版社内容情報
「離れていても、ずっと想っていた」
人気の和風シンデレラ第四弾!
手紙を通して出会い、今は夫婦として確かな絆を持つ、紗恵と百生家当主の成実。京で《反魂(はんごん)の種》という悪しきものが顕れてしまい、紗恵は百生邸に、成実は京にいた。紗恵は成実の力になろうと動くが、なぜか先代・香純に「なにもするな」と釘をさされ…? 一方、成実は悪しきものを祓う最中で、絶体絶命の状況に!
離れていても「心を共に」と想い合い、再会を願う二人は――!?
【目次】
内容説明
手紙を通して出会い、今は夫婦として確かな絆を持つ、紗恵と百生家当主の成実。京で《反魂の種》という悪しきものが顕れてしまい、紗恵は百生邸に、成実は京にいた。紗恵は成実の力になろうと動くが、なぜか先代・香純に「なにもするな」と釘をさされ…?一方、成実は悪しきものを祓う最中で、絶体絶命の状況に!離れていても想い合い、再会を願う二人は―!?
著者等紹介
東堂燦[トウドウサン]
1月21日生まれ。新潟県出身。2013年度ノベル大賞で『薔薇に雨』が佳作受賞、コバルト文庫にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
21
成実の姉・和葉と夫たちの秘密とその結末に向き合った2人。京都で《反魂の種》という悪しきものが顯れ、留まった成実がその討伐に向かう第4弾。軍時代の同僚とともに《反魂の種》を巡る様々な想いに直面しながら、紗恵をニ度も悲しませるわけにはいかないとの思いを強くする成実。一方、紗恵は、自分にできることをしようと希与子や鼓に協力してもらいながら、過去の記録から解決のための手がかりを探そうとする展開で、それが事件の解決に繋がる展開はなかなか良かったですけど、新たに直面することになった試練の真意も気になるところですね…。2025/09/17
栗山いなり
5
それぞれの形で『悪しきもの』と闘う紗恵と成実の姿を描いた和風ファンタジーシリーズ第4巻。今回は大きな戦いの中で紗恵と成実の想いが改めて確かなものになった物語だと感じたのと同時に何か大きな謎を呼ぶ物語でもあったと思う。とりあえず続くようで良かったかもしれん2025/10/18
-
- 和書
- 建国記念日の憲法学的考察