出版社内容情報
話題の実写映画を最速小説化!
漫画家・岸辺露伴はヴェネツィアの教会で、仮面を被った男の恐ろしい懺悔を聞く。
それは誤って浮浪者を殺したことでかけられた「幸せの絶頂の時に“絶望”を味わう」呪いの告白だった。
奇妙な告白にのめり込む露伴だが、やがて自身にも「幸福になる呪い」が襲いかかっている事に気付く…。
ヴェネツィア、罪深き“告白”が招く極上サスペンス。
内容説明
漫画家・岸辺露伴はヴェネツィアの教会で、仮面を被った男の恐ろしい懺悔を聞く。それは誤って浮浪者を殺したことでかけられた「幸せの絶頂の時に“絶望”を味わう」呪いの告白だった。奇妙な告白にのめり込む露伴だが、やがて自身にも「幸福になる呪い」が襲いかかっている事に気付く…。ヴェネツィア、罪深き“告白”が招く極上サスペンス。実写映画を小説化!
著者等紹介
北國ばらっど[キタグニバラッド]
第13回スーパーダッシュ小説新人賞優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mahiro
12
今日この映画を見てきた、ほぼ映画と同じ内容。映画を見ている時 は場面を追ってその世界に入り込んでいるので、あとでゆっくりストーリーを確認出来るのがいい。映画自体はルーブルへゆく、の方が怖さがあったがヴェネツィアの、観光から少し外れた街の昏く美しい風景がふんだんに見られて満足 2025/05/30
END
5
映画ではなくあえてのノベライズ。『岸辺露伴は動かない』は『懺悔室』が1番好き。それ故にどの様な話が付け加えられるのだろうって感じでした。後味が変わってしまうのは仕方がないのでそこを差し引いたら原作を損なわない内容だったのかなと思う。2025/05/25
くらさん
2
単純に漫画を映画化したわけではなく、あくまでも高橋一生が演じる「あの、岸辺露伴」が活躍するヴェネツィアを舞台にした物語。原作に忠実なところも、独自の展開もすべてイキイキとしていてあっという間に読んでしまった。 最近は漫画の新刊も出たりと楽しみが続くので、実写版の新作も楽しみに待ってます。2025/05/27
PyonPyonTokage
1
1度映画を見てから読んだ。映画の中では理解し切れなかった部分が分かりしっかり補足できた。水尾は悪人だが、あそこまでして生きようとするその執念は素直にすごいと思う。京香ちゃんとロレンツォさん、会話が成立してるけどなんでだろ?と映画を見ながら不思議だったけど、やっぱりノリで成立してたんだ。どこまでが演技で、どこまでが呪いなのか分からなかったけれど、すごく面白かった。2025/05/31
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