出版社内容情報
モデル・俳優として活躍しながら読書家としても知られる大友花恋が、『Seventeen』で2019年~2021年にかけて執筆し続けた小説連載がついに完全書籍化! 青春、恋愛、ホラー、ファンタジー、SF……あらゆるジャンルを唯一無二の瑞々しい感性と多彩な表現力で描いた28の珠玉の短編に加え、この本のために書きおろした小説&撮りおろしカットを豪華収録。“作家兼モデル”として、著者自ら細部までこだわり抜いた写真と文章が織りなす世界観をフルカラーで堪能できる、自身初のフォト&ストーリー集。
内容説明
恋愛から青春、ホラー、SF…独自の物語世界を多彩に描き出す自身初の短編小説集。
著者等紹介
大友花恋[オオトモカレン]
1999年10月9日生まれ、群馬県出身。『Seventeen』(集英社刊)で8年間専属モデルを務め、現在は雑誌『MORE』(集英社刊)専属モデルとして活動する傍ら、ドラマやバラエティなど、活躍は多岐にわたる。本書が作家デビュー作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
栗山いなり
6
雑誌『seventeen』の専属モデルを勤めた大友花恋の連載を文庫化した短編集。多分スマホのアプリで小説書いてるせいなのか文章が独特な気がした。小説というよりは詩に近い気もしたけど全体的にはそこそこだったかな?にしてもこういう新しい試みは評価したい2025/02/02
ジャム
2
モデルから女優、バラエティまで幅広く活躍する大友花恋さんがセブンティーン時代に連載していたという短編小説28編を書籍化!冒頭の「リトープスの話」、星を並べる仕事を描いた「七夕の星」は星新一もかくやという奇想で驚き。かと思えば「綺麗、きれい、キレイ」はいじめ自殺をテーマにホラーっぽく、「マイナス言葉禁止法」のSF発想も良い。そして、極め付きは八丈島のレモン畑でひょんなことから働くようになる書下ろしの「続.自伝」で芸能界で戦う自身を投影したと思われる物語がとても良く花恋さんの今後を応援したくなりました!2025/01/22
かたやん
1
この子の顔ファンなので写真があるだけで満足ではあるけども、内容的にはもう一歩かなぁと。上から目線で申し訳ないですが。 僕の理解力不足かもしれないけど『どゆこと?』てなることが多かった印象。 短編じゃなく、長編で見てみたいとは思ったし、最後の自伝は良かったと思うので応援していきたい。2025/02/18
YM
0
各話の内容の発想が好き!文章が綺麗で後半になるにつれて読みやすさも増していましたが、少し堅さを感じました。これからに期待していきたい!!2025/02/26